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2019/03/23

【地域経済エコシステム】持続可能な漁業の形成へ、地方創生イベント「ENGINE!」番外編「対馬の漁師・銭本さんの魚を食べる会」開催!

| by:サイト管理者


 2019年3月16日(土)、地方創生イベント「ENGINE!」のつながりから生まれたメンバーは、「kyobashi TORSO」において、地方創生イベント「ENGINE!」番外編「対馬の漁師・銭本さんの魚を食べる会」を開催した。

 地方創生イベント「ENGINE!」(2019年1月24日(木)開催、主催:財務省・財務局、経団連、金融庁、経済産業省)には、全国から企業・金融機関・自治体・研究機関などから多数が訪れ、参加者同士が全国的なつながりを作り、新たな連携に向けた関係を構築することを目的に開催された。



 この日は「注文を受けてから船に乗って釣って直送し、1匹ずつ丁寧に扱うことと、ストーリーをお客様までしっかり届ける」ことをコンセプトに対馬の鮮魚直販を行っている銭本 慧氏(フラットアワー 代表社員・一本釣り漁師・博士(環境学))を囲み、四分一 耕氏(料理研究家、北青山食品研究所 代表)の指導のもと参加者が魚をさばき、銭本氏の活動について共有。今回、会場を提供した松丸 剛二氏(DE-SIGN 執行役員)からも挨拶が行われた。



 続いて、小林 剛也氏(財務省 大臣官房地方課 総務調整企画室長)より挨拶。地方創生イベント「ENGINE!」開催に向けて、地域で頑張っている/尖がっている人を探しているときに、想像を超えた行動力と実践・意義ある活動と情報を発信している銭本氏との出会いを通じて共感する想いを披露。大久保 幸世氏(創業手帳 代表取締役)が進行を務めた。



 参加者は一本釣りで直送された魚をそれぞれさばきながら、銭本氏と四分一氏より魚と料理に関する解説に耳を傾ける。



 銭本 慧氏(フラットアワー 代表社員・一本釣り漁師・博士(環境学))のプレゼンタイムでは、日本の漁業を豊かにしたいという想いから、根っからの釣り好きでもあり、大学の研究者の立場から現場の起業家に転換し、移住を決断した経緯を披露。

 (銭本氏のプレゼン資料「生産者と消費者が創る持続可能な新しい漁業を目指して(PDF:19.4MB)」)

 銭本氏は、長崎大学・東京大学で研究を続ける中、現場から水産業を変えるべく、対馬へ移住しフラットアワーを設立。漁師の収入を上げるためにネットやクール便を活用した「直販」を実践し、漁師と飲食店・消費者が想いやフィードバックを共有することで、「たくさん獲る」から「獲った一匹に価値をつける」ことを目指している。



 矢花 渉史氏(農林水産省 政策統括官付参事官 兼 水産庁漁政部付)より、持続可能な漁業への「水産政策の改革」を紹介。

 長尾 成浩氏(DE-SIGN 取締役、大村湾商事 代表取締役)より、大村湾と周辺資源をプロデュースする活動について紹介。



 社会起業家によるプレゼンタイムでは、マイホアイジャン氏(RAROMA 代表取締役)、太田 由貴子氏(マザーフォレスト)など、それぞれの活動について紹介、参加者と共有した。



 地域における自治体、金融機関、企業、政府機関などの各主体が相互の補完関係を構築し、地域外の経済主体とも密接な関係を持ちながら、多面的に連携・共創していく関係づくりを目指す「地域経済エコシステム」。

 今回のテーマ「持続可能な漁業」を盛り上げ世に広め、社会への浸透に向けて、今後もさまざまな活動の輪が広がり、新たなつながりや活動が生まれ、進展していくことに期待したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




11:42 | 写真:金融・IT業界向け




 

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