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2021/10/11

【NTTデータ】三菱UFJ銀行へ外接系システムを提供開始

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は株式会社三菱UFJ銀行(以下:三菱UFJ銀行)に新たな外接系システムを提供開始しました。新外接系システムは2021年9月13日から稼動しています。同システムはNTTデータの外接系ソリューション「VARIOGATER(読み:バリオゲート)をもとに構築しました。クラウド基盤には高い信頼性とセキュリティーを備える「OpenCanvasR」を採用しています。
「VARIOGATE」は残高や明細の照会業務や振込業務など、ミッションクリティカルな金融取引を勘定系に中継するためのソリューションです。同ソリューションを使い、「OpenCanvas」上に三菱UFJ銀行専用の外接系システム環境を構築し、さらにメガバンク特有の機能を追加開発して実現しました。
NTTデータは「VARIOGATE」をクラウド基盤上で共同利用型として提供するサービスも展開しています。今回の「VARIOGATE」の機能向上により利用金融機関のさらなる拡大を目指します。
背景
近年のデジタル化や決済高度化の推進を背景に、外部と銀行システムとの接続を担う外接系が中継する金融取引の形態も変化・拡大しており、金融機関側のシステム対応や運用の負担が増大しています。
こうした状況に鑑みて、同行はさまざまな金融取引を取り扱う共同利用型のバンキングサービスの提供実績が豊富なNTTデータのシステムを利用することとなりました。

概要
新外接系システムは、2021年9月13日から稼動しています。NTTデータの外接系ソリューション「VARIOGATE」を使い、高い信頼性とセキュリティーを備えるクラウド基盤「OpenCanvas」上に構築しました。三菱UFJ銀行専用の外接系システム環境として構築しています。
これにより、三菱UFJ銀行ではこれまで重複していた外接系システムの効率化、最適化が可能となりました。同行の利用者に対する利便性向上や決済の高度化などが期待できます。
新外接系システムに採用した各サービスの詳細な特長は次の通りです。

VARIOGATEについて
ANSER注1センター接続、全銀ファイル伝送、CAFISRセンター接続、統合ATMセンター接続といった複数のバンキングチャネルのインターフェースを標準で備えた外接系ソリューションで、NTTデータのBeSTA注2利用行をはじめとして全国で約60金融機関に採用されています。システム導入から導入後の機能追加、維持保守等さまざまな側面において、NTTデータの利用者向けサービスと連携したトータルサポートを提供しています。
OpenCanvasについて
OpenCanvasは、ミッションクリティカルな要件に対応できる高い信頼性とセキュリティーを兼ね備えたデジタル・トランスフォーメーション基盤として、金融機関および公共機関をはじめとした多くのお客さまから利用されています。


原文はこちら
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/services_info/2021/101102

16:02 | IT:一般
 

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