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2018/09/25

【ブロックチェーン推進協会】テックビューロ社における仮想通貨の不正流出について

| by:ウェブ管理者
 一般社団法人ブロックチェーン推進協会(代表理事:平野洋一郎、インフォテリア(株) 代表取締役社長、以下 BCCC)は、当協会会員企業における仮想通貨の不正流出について、以下のステートメントを発表させていただきます。

 この度、当協会会員であるテックビューロ株式会社(以下 同社)の運営する仮想通貨交換所「Zaif」において、同社の保管する仮想通貨の一部(約70億円相当)が不正流出したとの発表がありました。同社に確認したところによりますと、不正流出の発見以降、ユーザーの財産保護とシステムの対策に全力を上げるとともに、当局の捜査に鋭意協力をしているとのことです。

 当協会は2016年4月の発足以降、あらゆる業界でブロックチェーンが活用される社会づくりに向けて金融領域に限らず幅広いビジネスシーンでの実装を目指して活動を行っており、最近では農業、電力、行政などのフィールドにおける実証実験も行われるなど、その適用範囲は広がりを見せています。

 今回の事件は、同社の仮想通貨交換所内部の安全管理に関する問題ですが、ブロックチェーンの典型的な適用例の一つである「仮想通貨」でこのような事故が起こると、ブロックチェーン技術自体に対するイメージも悪化し、社会における信頼構築に時間がかかってしまう恐れがあります。当協会としては、ブロックチェーンを使用した各種サービスでの周辺セキュリティ強化の注意喚起およびセキュリティ強化対策の研究と実装促進を、リスク管理部会をはじめ各部会で真摯に検討してまいります。

 なお、当協会の副代表を務めておりました同社代表取締役の朝山貴生氏は、本件により仮想通貨利用者に多大な不安を与えたことの責任をとり、当協会の副代表を辞任することを申し出、既に承認されたことを報告いたします。


原文はこちら
https://bccc.global/pressrelease/892/

15:07 | IT:一般
 

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