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2017/05/18

【トムソン・ロイター・ジャパン】バイサイドの定量分析を平易にするQAポイントをローンチ

| by:ウェブ管理者
企業と専門家のために「インテリジェント情報」を提供するトムソン・ロイターは、このたび、アジア太平洋地域においてQA ポイントをローンチいたしました。QAポイントは、アセット・マネジャーが投資プロセスにおいて定量的なリサーチ・分析ができるクラウドベースのアプリケーションです。生産性 および パフォーマンスを向上し、投資専門家の皆様のリサーチやコラボレーションを促進するように設計されたQAポイントは、トムソン・ロイターが収録する業界最高水準のコンテンツへの迅速なアクセスを提供し、強力で直観的なインターフェースを備えています。

資産運用業界は、アウトパフォームを提供する投資商品開発のために、スケーラブルで手頃な方法を常に模索しています。特定の投資プロセスは、関連する技術インフラを支えるための専門知識および定量的リサーチ・チームなど複合的で高額な予算を要することから長い間開発には至りませんでしたが、QA ポイントの利用によりこのような問題が素早く解決できます。クラウトベースのソリューションとして、社内でソフトウェアをインストールするのに要する時間や、ソリューションを継続的に維持するための関連費用を削減できるように設計されています。また、ユーザーの皆様はウェブブラウザを使うことにより、何処にいてもアクセスできる優れた柔軟性を実現できます。さらに、運用モデルや投資戦略の共有を容易にし、リサーチ・チーム内やチーム間でのコラボレーションを促進いたします。

「アジアの資産運用業界は、コンプライアンスやデータに関連した費用の高騰、また業界の業績不振をめぐってメディアでの否定的な見出し、データ集約的なリサーチ・プロセスへの需要に応じる必要なツールの見極めなど多くの構造的な課題に同時に直面しています。」と、トムソン・ロイター、市場開発部長(アジア太平洋地域・バイサイト担当)スティーブン・キャロルは話しています。また、「QAポイントのローンチにより、これらの課題を軽減すると同時に、これまで中小金融機関が手の届かなかった技術や要素を利用することで、更に公平な同業者間の競争が促されることも期待しています。アジア太平洋地域で投資プロセスの高度化が急速に進む中、このたびのQA ポイントのローンチは最適な時期であると考えています。さらに、アジアにおける多くの定量的な要因に対するパフォーマンスは依然として強固であり、QA ポイントは、次のアイデアを模索しているアクティブ運用者、ベンチマークプロバイダーやETFプロバイダーに、これら投資スタイルへの迅速 且つ 効率的なアクセスを提供します。」と話しています。

ユーザーの皆様はQAポイントの利用により、トムソン・ロイター I/B/E/Sおよびワールドスコープ・ファンダメンタルズなどを含む広範なデータやコンテンツ、また第三者コンテンツにアクセスできます。全てのコンテンツとデータは、データ管理を容易にするために、包括的なシンボルマッピングによる単一のグローバルな標準データベースに統合されています。加えて、元データの透明性が担保されているトムソン・ロイターのスターマインのエスティメーツとファクターモデルへのアクセスにより、確信をもって複雑な銘柄選択要因を運用モデルに用いることができます。また、一旦モデルが作成されると投資管理プロセスで最も時間のかかる手順の1つであるバックテスト(過去のデータによる検証実験)を、数日でなく数分で行なうことが可能です。


原文はこちら
http://share.thomsonreuters.com/general/PR/QA%20Point_May2017_J.pdf?_ga=2.26671103.395233180.1495097729-34672181.1495097729

18:10 | IT:一般
 

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