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2018/12/18

【日本ユニシス】オープンAPI公開基盤「Resonatex(レゾナテックス)」で百五銀行と「Origami Pay」の口座ダイレクト決済連携を実現~更新系APIの活用を通じてキャッシュレス化を促し、地域経済の活性化を支援~

| by:ウェブ管理者
日本ユニシスは、オープン API 公開基盤「Resonatex」(注1)を通じて、百五銀行の預金口座とスマホ決済サービス「Origami Pay」をセキュアな環境下で直接連携する口座ダイレクト決済を実現しました。
これにより、百五銀行に普通預金口座を持つすべての個人のお客さまは、Origami アプリから百五銀行の口座を登録することで、「Origami Pay」による登録口座からの即時決済が可能になります。
「Origami Pay」のオープン API(更新系 API)を用いた銀行口座連携は百五銀行が初となります。
日本ユニシスは、Resonatex を通じて地域のキャッシュレス促進を支援すると同時に、お金の流れをデジタル化することで情報と経済の循環を生み出し、生活者の暮らしの利便性向上と地域経済の活性化を支援します。

【背景と取り組み概要】
2018 年 6 月に施行された改正銀行法により、金融機関はオープン API 導入に係る体制整備の努力義務が求められています。また、経済産業省が公表した「キャッシュレス・ビジョン」では、国内キャッシュレス比率を現状の約 20%から 2025 年までに 40%に引き上げることを目指すとしており、スマホ決済などキャッシュレスを加速する Fintech サービスへの注目はますます高まっています。
百五銀行は、多様な Fintech 企業との連携や協働など、API の積極的な活用によるオープンイノベーションを他に先駆けて推進しており、この度の「Origami Pay」との口座連携を通じて、個人のお客さまへの便利な決済サービス提供と地域のキャッシュレス環境普及を強化します。
日本ユニシスは、オープン API 公開基盤「Resonatex」による API 接続環境を提供することで、百五銀行の「Origami Pay」を活用した地域経済活性化への取り組みを支援します。

【オープン API(更新系 API)連携の主な特徴】
■機能拡張性と優れたコストパフォーマンス
「Origami Pay」との連携にオープン API を用いることで、口座決済における UI/UX を向上し、従来の接続方式では実現困難な機能拡張性と優れたコストパフォーマンスを実現します。この度の更新系 API 活用は、異業種との連携による新しい金融サービス創出を加速する取り組みとなります。

■データポータビリティの推進百五銀行の普通預金口座を持つお客さまは、日本ユニシスが運営する共通アカウントサービス「AduME(アヅミ)アカウント」を作成することで、より安全かつ便利に「Origami Pay」への口座登録が可能になります。また今後さまざまな Fintech サービスが追加された際にも、AduME アカウントを利用することで、簡単に口座連携が完了します。お客さま自身が利用する API 連携サービスを一元管理することで、安全なデータポータビリティを実現します。

【今後の取り組み】
日本ユニシスは、Fintech に代表される多くのスタートアップ企業や業種を越えた事業会社との多彩なリレーションを活用し、Resonatex を通じた API エコノミーの形成を目指します。
これにより、地域の金融機関や事業会社のオープンイノベーションを加速させ、ビジネスエコシステムの形成を通じて地域経済の発展を支援していきます。


原文はこちら
http://www.unisys.co.jp/news/nr_181218_origami.pdf

15:11 | IT:一般
 

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