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2016/08/11

【ブロックチェーン推進協会(BCCC)】ブロックチェーンに関する正しい理解を促進するための情報共有を目的にBCCC普及委員会・広報部会が主催、メディア向け勉強会「今さら聞けないブロックチェーン基本講座・メディア編」開催!(FinTech関連)

| by:サイト管理者


 2016年8月9日(火)、ブロックチェーン推進協会(BCCC)は、東京銀行協会ビルにあるFINOLABOにおいて、メディア向け勉強会「今さら聞けないブロックチェーン基本講座・メディア編」を開催した。



 この日の司会進行は、インフォテリア 広報・IR室 長沼 史宏 氏が務めた。この日のプログラムと登壇者、そしてブロックチェーン大学校のBlock1(第一期)開校式(2016年8月17日18:00~、日本サード・パーティ本社内教室)について紹介。今回、日ごろの取材で接するメディア担当者から多数の要望があったことから、ブロックチェーンに関する正しい理解を促進するための情報共有を目的にBCCC普及委員会・広報部会が主催し勉強会の開催に至ったとした。

 「今さら聞けないブロックチェーン基本講座・メディア編」では、BCCC理事 普及委員会委員長 大谷 健氏(日本マイクロソフト エグゼクティブプロダクトマネージャー)が登壇。BCCCの主な活動として、普及委員会(勉強会・セミナー、技術者教育)、技術委員会(パブリック型実験:デジタルJPY、プライベート型実験:マイクロファイナンス)について紹介。ブロックチェーンについてビットコインの中核技術である一方、ビットコイン以外にも応用できる点を強調し、ブロックチェーンの特徴として、5つの「ない」(サーバがない、ダウンタイムがない、コストが高くない、改ざんができない、処理能力が(まだ)速くない(プライベートブロックチェーンでは高速処理を実現))を挙げた。その上で、ブロックチェーンの進化・応用について「価値情報の移転の記録」から「取引や手続きの登録、履行の記録」へと進化するスマートコントラクトについて解説。金融だけでなく、契約にかかるプロセスの自動化や証明コストの圧縮など幅広い業界・業務に適用できるとした。



 「プライベートブロックチェーンの可能性」では、BCCC副理事長 朝山 貴生氏(テックビューロ 代表取締役社長)が登壇。一般的なメリット(100%可用性の実現、整合性の確保、コストの大幅な削減)や、ブロックチェーンやビットコインにまつわる誤解(パブリック型優位?、10分都市伝説、マイニング都市伝説)、ブロックチェーンの分類について解説。パブリック型/プライベート型のブロックチェーンは0か1かでなく度合いであらわされるべきだとし、両者は相反するものではなく、使い分けるべきものであるとした。その上で、ブロックチェーンの主な用途と実用化(勘定・データ記録系、認証系、応用系)について紹介。また、今後のBCCCの取り組みとして、さらなる教育・普及の効率化(ブロックチェーン大学)や共同の実証実験(コストの圧縮、後戻りの撤廃など)を挙げたほか、テックビューロの取り組みとしてブロックチェーンのテレビ番組を2016年秋にも放送を開始する予定(詳細は2016年8月末に発表)であることを明らかにした

 「ブロックチェーン実用に向けた日本の最前線」では、BCCC副理事長 杉井 靖典氏(カレンシーポート 代表取締役社長)が登壇。杉井氏が関与した実証実験(シンジケートローン分野、証券取引分野)のほか、ブロックチェーンに任意の価値を発行し配布する実証実験として、「電子通貨応配布サイネージ試作機(スタンプラリー端末)」や「聖地巡礼/観光コイン収集アプリ(企画案)」などによる「新トークンエコノミー」の創出、その他のエンタープライズや決済分野での応用例の数々について紹介。日本において、案外たくさんの実証実験が行われているにも関わらず完成しないと公にしない傾向があり、日本の遅れを指摘する声もあるが、秘密分散や暗号署名など日本の研究開発が世界に先行している分野もあるとし、今後の日本の取り組みと実験結果の公表に向けて期待感を示した。





 全講演が終わり質疑応答が行われ閉会へ。その後も参加した記者と登壇者同士の名刺交換や個別の質疑や意見交換が行われた。



参考、経済産業省では、IoT を含む非常に幅広い分野への応用が期待されているブロックチェーン技術に関して「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査報告書について(2016年4月28日)」として取りまとめている。合わせて参考にされたい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




09:49 | 写真:金融・IT業界向け




 

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