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2021/09/13

【ちいきん会】タレントシェアによる地域課題解決の実践、「ちいきん会 -Tottori- タレントシェア vol.1」をオンラインで開催!

| by:サイト管理者

 2021年8月24日(火) 、「ちいきん会-Tottori-」は、副業人材活用に関心のある金融機関、行政、民間企業を対象に、「ちいきん会 -Tottori- タレントシェア vol.1」をオンライン開催した。

 「ちいきん会-Tottori-」は、地域活性化に熱意を持って取組む公務員と金融機関職員、学生・民間事業者等により組織される「ちいきん会」の中で、鳥取県内の地域課題解決を志すメンバーにより構成され、対話を重ねてコミュニティを形成しながら、地域課題の解決に向けたスキームの企画やノウハウの共有を主目的としている。

オープニング
 



 冒頭、笠井 泰士さん(金融庁 地域課題解決支援チーム)と、菅野 大志さん(ちいきん会 代表)から、ちいきん会および全国各地での地域ダイアログの開催状況や金融庁 地域課題解決支援チームの活動、2021年6月に開催したキックオフイベント「ちいきん会-Tottori-(開催レポート)」について紹介。「霞が関ダイアログ(2021年9月8日(水)開催)」についても告知した。

ダイアログタイム タレントシェアによる地域課題解決の実践


 「タレントシェアによる地域課題解決の実践」では、齋藤 浩文さん(鳥取銀行 法人コンサルティング部 調査役、まるにわ 代表取締役)が出演。鳥取県の人口の少なさや労働生産性の低さに触れ、タレントシェアを通じた鳥取県での活動やこの日のスケジュールについて紹介。この日の司会進行は、齋藤さんと共に拝藤 万理子さん(鳥取銀行)が務めた。

 続いて、武良 佑介さん(鳥取県庁)は、副業やタレントシェアを通じて都市部の人に鳥取県で働いてもらうことに加え、次のステージとして、鳥取県に住んでいる人の副業や活躍の機会を増やすべく、人口が減少している鳥取県の中でこそ、人口減少下の中でも地域が持続的に発展していくために必要な事だとし、ロールモデルをつくっていきたいと語った。


 ダイアログタイムでは、田中さん・勢木さん(鳥取銀行 法人コンサルティング部)、中村 智之さん(鳥取信用金庫 地域振興課)、梶川 哲秀さん(HUMAN and THINGS 、KAJICURRY)、平尾さん(平尾とうふ店)が出演し、伊藤 俊徳さん(一般社団法人Work Design Lab  パートナー)が進行を務めた。

 ダイアログでは、地域の事業者の目線から外部の副業人材を活用したい時にどこに対して、どのタイミングで、どのような内容で相談するか、という質問への回答と実状に対し、金融機関側の認識や取組みの内容、課題と今後の展開について、それぞれの立場から私見を披露、意見が交わされた。

タレントシェア
 「副業人材活用の事例・類型から見る地域内の役割とネットワークの必要性」



 「副業人材活用の事例・類型から見る地域内の役割とネットワークの必要性」では、伊藤 俊徳さん(一般社団法人Work Design Lab  パートナー)より、Work Design Labローカルコミュニティプラットフォームについて紹介。ひなたイノベーションセンター構想、ジョブケーション、長野県塩尻市KADOの事例をなど交え中間支援モデルを通じた課題と対応策について解説。

タレントシェア 「外部副業人材活用とワーケーションの親和性」


 「外部副業人材活用とワーケーションの親和性」では、岡本 圭司さん(鳥取県 関係人口推進室 室長)より、ICTの発達により距離を越えた新たなつながりで広がる"働き方"や"かさね合わせ"によって、自律的で多様なつながり、都市・地域を問わない越境など新たなワーケーションの類型や連携も拡大しているとし、「ふるさと来LOVEとっとり」の事例について紹介した。

 今回の参加者の一人、灰谷 貴光さん(能登町役場)は、「金融機関と事業者、行政の関われる部分について共に一歩踏み出し共創している取組みなど、能登町でもワーケーションを検討している中、とても参考になった。」とコメントした。

エンディング
 


 続いて、オフィシャルサポーターとして応援に駆けつけた、赤澤 亮正さん(内閣府 副大臣 衆議院議員、防災・国土強靭化、新型コロナ、金融、経済財政、成長戦略、全世代型社会保障改革、領土問題などを担当)より、「ちいきん会-Tottori-」の活動を心から応援しているとし、地方の金融機関では副業はまだ出来ないという声から、その促進に向けて金融庁から兼業・副業の普及・促進についての文書を、金融機関等に対して発出したことを紹介。ちいきん会で気付きが得られることはとても大事だとし、肩書を外して、思ったことを言い、お互いが本気で動くことで成果を出していきたいと語った。

 また、劇的に時代や意識が変わり、デジタルの加速で地方にもチャンスが訪れ、地方創生の新しい時代を切り拓き先頭に立って取組んでいることへの感謝の言葉を述べ「これからも共に「ちいきん会-Tottori-」がんばるぞ!」とのかけ声で締めくくった。



(記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




04:07 | 写真:金融・IT業界向け




 

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