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2020/01/17

【野村ホールディングス】ESG債券運用の受託について

| by:ウェブ管理者
野村アセットマネジメント株式会社(CEO兼代表取締役社長:中川順子、以下「当社」)は、株式会社T&Dホールディングス(代表取締役社長:上原弘久)の子会社であるT&Dアセットマネジメント株式会社(代表取締役社長:坪井親弘)より、同社が運用する外国投信(以下「本外国投信」)において、ESG要素を運用プロセスに統合した欧州社債の運用を受託しました。本外国投信には、同じくT&Dホールディングスの子会社である大同生命保険株式会社(代表取締役社長:工藤稔、以下「大同生命」)が投資します。ESGを活用した債券運用はわが国において先進的な取組みであり、当社にとっては機関投資家からの初の運用受託となります。

大同生命は、生命保険業が社会性・公共性の高い事業であることを踏まえ、T&D保険グループの経営理念に基づき責任ある機関投資家として、環境問題の解決に資するグリーンボンドへの投資や社会インフラ整備などに貢献するソーシャルボンドへの投資等、さまざまな取組みを行っており、それらを通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。その取組みの一つとして、大同生命は本外国投信に投資することを決定しました。

運用にあたっては、優れた運用実績を有する当社のグローバル社債運用のプロセスに加えて、当社独自の定量的手法によるESG評価モデルを活用し、投資対象銘柄の選定やポートフォリオの管理を行います。また、クレジットアナリストは企業の信用力評価にあたってESG要素も考慮します。運用は、当社の東京本社と英国拠点が協働して行います。

当社の執行役員 債券 チーフ・インベストメント・オフィサー(最高運用責任者)の本間隆宏は、「従来のファンダメンタルズ評価に加え、ESG要素を組み込んだ分析を行うことで、発行体の信用力をより包括的に把握することができ、投資判断の精度が向上します。当社は債券運用へのESGの統合を進めることで、ポートフォリオのリスク調整後リターンの改善を図るとともに、ESGに関する課題の改善による市場全体の持続的かつ安定的な成長に貢献していきます。」と述べています。

当社は今後も責任投資の取組みを一層推進しながら、投資家の多様なニーズに応える運用商品を提供していきます。

原文はこちら
https://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/etc/20200116/nam20200116.pdf

15:08 | 金融:証券
 

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