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2021/12/28

【グローバルインフォメーション】暗号資産の安全管理の市場規模、2026年に12億米ドル到達予測

| by:ウェブ管理者
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「暗号資産管理の世界市場 (~2026年)::ソリューション (カストディアン・ウォレット)・アプリケーションタイプ (ウェブベース・モバイルベース)・エンドユーザー (個人・企業(機関(BFSI・ヘッジファンド)・小売&Eコマース))・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を12月24日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1035334-crypto-asset-management-market-by-solution.html

暗号資産の管理の市場規模は、2021年の4億米ドルからCAGR21.5%で成長し、2026年には12億米ドルに達すると予測されています。同市場の成長を促進する主な要因としては、発展途上国における高額な送金、ベンチャーキャピタル投資の増加、暗号通貨資産を保護する必要性、ブロックチェーン技術の普及などが挙げられます。暗号資産管理における市場機会は、多くの未開拓市場、産業界における暗号通貨の採用、COVID-19危機下での新たな投資などがあります。

同市場でエンドユーザーが直面する課題は、セキュリティ、プライバシー、コントロールの問題です。また、技術面での専門知識やインフラの不足、暗号通貨の送金完了までにかかる時間の長さなども、さらなる課題となります。また、統一された規制の枠組みがないことや、検証されていない暗号通貨プロバイダーの存在が、暗号資産管理上の抑制要因になります。


COVID-19 の暗号資産管理市場への影響

パンデミックは、暗号資産管理と暗号通貨市場の複数の側面に影響を与えています。Cointelegraphによると、マイニング機器メーカーは中国での生産を停止しています。制限と経済減速の問題により、投資のない暗号資産管理トークンの販売が行われ、一方でICOのローンチの一部が延期されています。例えば、ブロックチェーン企業であるSWAZMは、新規交換公募の開始を延期しました。COVID-19パンデミックの間、デジタルマネーやフィンテックアプリの利用が急増し、全体的な技術進歩を速める結果となりました。世界各国でデジタル化が進み、日常的な支払いからより洗練された多くの用途に至るまで、ビットコインの価値とその受け入れは拡大を続けています。

COVID-19は、ほぼすべての業界のM&A(合併・買収)活動にも影響を与えており、今後予想される新しい取引にも関わっていきます。メディア、運輸・物流、製造業、不動産などが最も影響を受けている業界です。暗号資産管理市場は、COVID-19以降2021年にかけて成長が鈍化すると予想されています。これは、投資家が進行中の取引に興味を失っていることによるもので、非常にデリケートな問題です。例えば、オーストラリア証券取引所は、COVID-19危機の中で、ブロックチェーンベースのポストトレードソリューションの立ち上げを延期しています。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002251.000071640.html

15:06 | IT:一般
 

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