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2021/04/14

【ヘデラ・ハッシュグラフ】韓国大手銀行の新韓銀行、ヘデラ・ハッシュグラフの運営審議会に参加

| by:ウェブ管理者
2月のスタンダード銀行グループ(南ア)、3月のフランス電力に続き、20番目の参加組織となった。新韓銀行以外にも韓国からは、大手電子機器メーカーLGエレクトロニクスが既に運営審議会へ加盟している。

新韓銀行は分散型台帳技術(Distributed Ledger Technology : DLT)を活用して金融イノベーションを推進するリーダー的存在です。2021年1月、同社はデジタル資産カストディサービスを提供する企業の業界コンソーシアムである韓国デジタルアセット・トラスト(KDAC)に投資しています。また、今年3月にはLG CNSと共同で、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実証プラットフォームを完成させました。

新韓銀行の職員は「弊社のお客様やパートナーは、デジタルトランスフォーメーションが金融システムの効率性および安全性の向上にもたらすメリットに一層の関心を寄せています。特に、ヘデラの公開型分散台帳は広く利用されているフィンテックサービスのニーズを満たすためには最適なプラットフォームです。そして、ヘデラは高速・公平・安全性および事業者が必要とする管理機能と透明性の提供が可能です。私たちはヘデラ運営審議会に参加し、多様な業界の主要なグローバル組織と、次世代の金融を支えるソリューションに引き続き取り組んでいきたい」と延べました。

新韓銀行はヘデラネットワークを基盤とすることによる内部プロセスの効率化を目標としています。2017年以降、同社は Hyperledger Fabric プライベートブロックチェーン上に、約款貸付、年金基金、金利スワップ取引などの様々なサービスを構築してきています。

そして現在では、多くのフィンテックサービスが公開型分散台帳上で運用され始めているため、同社はヘデラの公開型分散台帳上でより多くのサービスを構築することで、銀行サービスのイノベーションが継続・加速されることを期待しています。

今年3月にはヘデラハッシュグラフの運営審議会メンバーであるIBMが、弊社とともに IBM Blockchain Platform Tech Preview を発表しました。これは公開型台帳の透明性と許可型ネットワークの秘匿性を求めている、企業のブロックチェーンネットワークの相互運用性を高めるための一歩となります。

Tech Previewは、Hyperledger Fabric上に構築されたIBMブロックチェーンプラットフォームで動作するヘデラ・コンセンサス・サービスを使用することで、許可されたトランザクション処理のためのパブリックコンセンサスの重要性と価値を示しています。この組み合わせにより、金融サービス企業を含むあらゆる種類の組織が、説明責任、監査可能性、信頼性を次のレベルに引き上げることが可能となります。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000041573.html

15:02 | IT:一般
 

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