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2020/07/01

【横浜銀行】疑わしい取引のモニタリング業務におけるAI(人工知能)技術の活用について

| by:ウェブ管理者
コンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行(代表取締役頭取 大矢 恭好)は、マネーロンダリングや特殊詐欺などの疑わしい取引に関するモニタリング業務に、日本電気株式会社(以下、NEC)のAI技術(異種混合学習技術)(※1)を活用しますので、お知らせします。

横浜銀行とNECは、一定条件にもとづき抽出した預金口座取引において、NECのAI技術を用いた分析・検証をおこなうことで、金融犯罪に関連した可能性のある口座であるかを効率的に認識できることを確認しました。
横浜銀行では、一定条件にもとづき抽出した預金口座取引について担当者による調査を実施し、金融犯罪関連口座への該当有無を判断しています。今般、NECのAI技術を一次調査に活用することで、二次調査(詳細調査)を必要とする口座数を従来比で30~40%減少させることを見込んでいます。また、人間ではリスクを認識しにくい預金口座をAIが予兆的に認識することにより、マネーロンダリングや特殊詐欺などの金融犯罪の未然防止に寄与することが期待できます。RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)(※2)の活用によりモニタリング業務の自動化をすすめることで、担当者は二次調査に特化することができる環境を構築していきます。

なお、AIへの追加学習は引き続き実施し、さらなる効率化をはかる予定です。

横浜銀行は、今後も業務の効率化などを進めるとともに、創出された時間をお客さま満足度の向上に貢献するコミュニケーション強化につなげてまいります。


原文はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8332/ir_material10/143840/00.pdf

15:02 | 金融:銀行
 

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