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2017/08/18

【野村證券】ノムラ個人投資家サーベイ~『ノムラ個人市場観指数』は 36.8 と 2 カ月ぶりに上昇

| by:ウェブ管理者
1. 調査の要約

(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 36.8 と 2 カ月ぶりに上昇
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は 36.8 と 2 カ月ぶりに前月比上昇した。調査時の日経平均株価(17 年 8 月 7 日終値)は 20,055.89 円と前回調査時(17 年 7 月 10 日終値:20,080.98 円)を 25.09 円下回った。

(2)「為替動向」の注目度が上昇、「国内政治情勢」の注目度が低下
今後 3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「為替動向」の回答比率は 25.0%と、前月比 2.6%ポイント上昇した。一方、「国内政治情勢」の注目度は 14.6%と前月比 2.9%ポイント低下し、「国際情勢」の注目度は 43.5%と同 2.2%ポイント低下した。

(3) 「素材」の注目度が上昇、「運輸・公共」、「金融」の注目度が低下
今後 3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いた DI を見ると、「素材」のDI は 3.2 と前月比 4.0 ポイント上昇した。「電気機器・精密機器」の DI は前月比 3.0 ポイント上昇し、2 カ月ぶりの上昇となった。一方、「運輸・公共」の DI は-10.1 と前月比3.5 ポイント低下し、4 カ月連続で低下した。「金融」の DI は-11.5 と前月比 3.5 ポイント低下した。

(4) 円安ドル高を見込む回答が増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて、円安ドル高を見込む回答比率の合計は 44.3%と前月比 11.2%ポイント上昇した。「5 円程度円安ドル高」を見込む回答比率は 38.4%と、前月比 9.3%ポイント上昇した。「10 円程度円安ドル高」を見込む回答比率は 4.5%と前月比 1.8%ポイント上昇し、「10 円以上円安ドル高」を見込む回答比率は 1.4%と同 0.1%ポイント上昇した。
一方、「5 円程度円高ドル安」との回答比率は 40.7%と前月比 5.0%ポイント低下し、「10円程度円高ドル安」を見込む回答比率は 13.0%と同 4.3%ポイント低下した。「10 円以上円高ドル安」の回答比率は 2.0%と前月比 1.9%ポイント低下した。

(5) 「ブラジルレアル」の投資魅力 DI が低下
今後 3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI を見ると、「ブラジルレアル」が-22.5と前月比6.1ポイント低下し、「日本円」が22.6と同3.0ポイント低下した。一方、「オーストラリアドル」は16.6と前月比3.0ポイント上昇し、3カ月連続の上昇となった。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20170818/20170818.pdf

17:07 | 金融:証券
 

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