【山梨県】第3期TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業コミュニティ形成イベント「TRY!YAMANASHI! Meetup」を開催！（TSB） - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2022/12/21	【山梨県】第3期TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業コミュニティ形成イベント「TRY!YAMANASHI! Meetup」を開催！（TSB）	\| by:サイト管理者

　2022年12月8日（木）、山梨県リニア未来創造局は第3期 TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業コミュニティ形成イベント「TRY!YAMANASHI! Meetup」を山梨中央銀行の新たなビジネスを生み出す活動推進拠点「Takeda Street Base」で開催した。

　山梨県は2027年のリニア中央新幹線開業を機に、国内外の目的地として選ばれるため、最先端技術で未来を創るオープンプラットフォーム山梨を掲げると共に、最先端技術やサービスを有するスタートアップ企業等に伴走し、山梨県全域を対象にした実証実験を全面的にサポートする「TRY!YAMANASHI! 実証実験サポート事業」を推進。この日は3期目の実証プロジェクトとして、採択企業及び県内キープレーヤーとの交流によるコミュニティ形成を目的としたMeetupが開催された。

主催者・山梨県挨拶

　冒頭、主催を代表して齊藤浩志さん（山梨県リニア未来創造局リニア未来創造・推進課課長補佐）は簡単な自己紹介の後、人口や観光資源等の山梨県の概要を共有し、県のスタートアップ・エコシステムにおけるハンズオン支援体制など説明し開会挨拶とした。なお、この日の進行は松島香織さん（有限責任監査法人トーマツ監査・保証事業本部マネジャー）が務めた。

山梨中央銀行挨拶

　会場提供などを通じて事業に協力する岡本新一さん（山梨中央銀行地方創生推進部山梨未来創生室室長）は、人と人が共創し、新たなサービスや事業の誕生を目指すビジネス拠点「Takeda Street Base」を開設した経緯や背景、同行地方創生推進部の取組みや活動を通じた想いに加えて、県外からの参加者に向けて山梨県産業の特徴や強み、展望などを語り挨拶とした。

第3期採択企業プレゼンテーション

　発表毎に事前紹介が行われるなか、7社の採択企業が実証実験の内容、今後の展望についてプレゼンを行い、その都度、質疑応答も行われた。応募総数44社の中から採択され、この日に発表した7社の企業名と実証実験概要は以下の通り。

・沖田大さん（アイリスマネージャー）
　　咽頭画像診断の有用性検証プロジェクト

・花島一誠さん（インフィック（インフィック・コミュニケーションズ取締役社長））

　　ポータブルエコーを活用した、見守りシステムとの連携を介して実現する排泄業務DXプロジェクト

・古屋達洋さん（キッチハイクコミュニティアライアンス部代表プロデューサー）
　　「保育園留学」を活用した地域と域外をつなぐ関係人口経済圏の創出

・竹下晃平さん（コーピー COO）

　　製造業の生産性向上を実現する画像解析AIを用いた作業工程解析ソフトウェアの開発

・村松忠久さん（テラ・ラボ経営企画室室長）
　　航空リモートセンシング等を活用し、大規模災害発生時における災害対策DXの社会実装に向けた実証実験

・田川耕治さん（ファストドクター地域医療推進部マネージャー）

　　オンライン救急サポート

・石坂洋旭さん（ヘッジホッグ・メドテック取締役 CFO）
　　頭痛による生産性低下の可視化と、疾患啓発及び医療機関との連携の実証

名刺交換会

　閉会後には、採択企業や県内キープレーヤーとの交流によるコミュニティ形成を目的とした名刺交換会が行われ、その後会場を移して懇親会も開催された。今後、プロジェクトは2023年2月下旬までの実証実験プロジェクト実施を経て、2023年3月には成果報告会が行われる予定となっている。「先端技術で未来を創るテストベットの聖地へ」に向けた取組みと展開に注目したい。

　なお、次期「第4期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」における社会実証プロジェクトの募集も開始されているので関心のある方は参照されたい。

（撮影、記事、編集・制作：メディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

12:27 | 写真：金融・IT業界向け

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