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2018/03/25

【Plug and Play Japan】Batch 0で採択されたスタートアップの成果を発表、「Plug and Play Japan EXPO 国内外スタートアップピッチ」開催!

| by:サイト管理者

 2018年2月23日(金)、Plug and Play Japanは、東京・渋谷のベルサール渋谷ガーデンB1会場において「Plug and Play Japan EXPO 国内外スタートアップピッチ」を開催した。


 Plug and Play Japanは日本と世界のグローバル・イノベーション・エコシステムの架け橋となる、イノベーションプラットフォーム。シリコンバレーをはじめとする世界中の拠点のリソースを活用し、東京を世界有数なスタートアップ・エコシステムすることを目指している。


 当日は江原 伸悟氏(Plug and Play Japan プログラムマネージャー)の開会の挨拶でスタート。フィリップ・誠慈・ヴィンセント氏(Plug and Play Japan 代表取締役)が主催者として、挨拶を兼ねPlug and Play の活動など世界最大のイノベーションプラットフォームについて語った。

 この日の催しはBatch 0 で採択されたスタートアップのDEMO DAYの意味を持ち、採択スタートアップと企業パートナーが11月からスタートした3か月のプログラムの成果について発表。また、来年4月からスタートするBatch 1(IoT、Inshurtech、Fintech)についても紹介された。

 続いて1社3分で計16社による「Startup Pitch」が行われた。


 ・NoPassword:バイオメトリックスでの個人認証ソリューション
 ・Nikola Labs:ワイヤレスで送電を実現するワイヤレスパワーカンパニー
 ・Artisense:自動運転に必要な3Dマッピングをカメラからの画像情報のみで高精度に実現
 ・ipvive:人間の感情を機械学習・予測分析するAIを開発
 ・Rei-Frontier:位置、範囲、時間で人を分析するプラットフォームを開発
 ・Laboratik:自然言語処理を介してチャット中のやり取りを解析。チームのエンゲージメントを自動で見える化
 ・Pixoo:店舗、オフィス、宿泊施設などのIoT化を低リスク、低コストで実現
 ・aba:業界初のにおいで尿と便を検知する排泄検知システム



 ・Phoenix Solution:世界最小のRFIDマイクロタグの開発
 ・Warrantee:モノの資産管理クラウドサービス
 ・Tenkyu:アプリインストールが可能な電球型デバイス
 ・Keychain:ブロックチェーン活用の分散型認証プロダクツ
 ・Sureify:保険会社の顧客リレーション強化を目指すプラットフォーム
 ・Sentiance:IoTセンサーデータを行動やリアルタイムコンテキストの洞察に変えるデータ科学企業
 ・Skymind:データサイエンスプロジェクトをプロダクションに素早く簡単に開始
 ・Breezometer:イスラエル企業。空気質分析と大気質データを提供


 会場の展示ブースエリアでは参加者とスタッフによる質疑応答や名刺交換などネットワーキングが繰り広げられた。


 Pitchの後、会場参加者によるベストピッチの投票が行われ、休憩を挟んでパネルディスカッションに移った。

 パネルディスカッション「大企業×ベンチャーとの提携を成功させるためには?」では、楢崎 浩一氏(SOMPOホールディングス グループCDO 常務執行役員)、久村 春芳氏(日産自動車 フェロー テクノロジーインテリジェンス担当)、Tim Miksche氏(Artisense Corporation /Chief Representative Japan )、和田 康志氏(フェニックスソリューション 取締役副社長 営業本部長)が登壇。Batch 0でどのようにPlug and Playプラットフォームを活用したかなどそれぞれの見解について語った。モデレーターは寺西 藍子氏(アサツーディ・ケイ ADKグローバル東京 シニア・アカウント・エグゼクティブ)が務めた。


 続いて、MUFG東急不動産SOMPOホールディングス電通パナソニックフジクラデンソーの企業パートナーによるリバースピッチが行われた。


 パネルディスカッション2「VC・CVC視点での、スタートアップ投資の論点」では、中垣 徹二郎氏(Draper Nexus  Managing Director)、新和 博氏(アイ・マーキュリーキャピタル 代表取締役社長)、田中 祥司氏(アクシスモーション 代表取締役)らが登壇。大企業に対してVC・アクセラレータが期待すること、CVC・事業会社からの出資を受けるためにスタートアップが気をつけたいこと、CVCで失敗しないための条件などが論じられた。モデレーターは矢澤 麻里子氏(Plug and Play Japan Chief Operation Officer)が務めた。


 続いて、次期プログラムBatch1のイノベーションプラットフォームの内容についてフィリップ氏(Plug and Play Japan 代表取締役)より説明。また、新パートナーのリバースピッチとして久村氏(日産自動車 フェロー テクノロジーインテリジェンス担当)が登壇。



 最後に、会場参加者によるベストピッチの投票結果の発表があり、Award の表彰が行われた。

 Startup Friendly Award:東急不動産
 Corporate Inovation Award:
MUFG

 Stertup Silver Award:Sureify
 Stertup Gold Award:Tenkyu

 Plug and Play Japan Award:Artisense
 Global Startup Award:
Laboratik


 この後、記念写真撮影が行われ、参加者全員のネットワーキングが行われた。



 産業界ではあらゆる業界・企業においてデジタルトランスフォーメーションとオープングローバルイノベーションがテーマとなり、日本企業にはさらなる技術革新とグローバル展開が求められている。Plug and Playは世界各国に拠点を展開。
Plug and Play Japanはとりわけ米・シリコンバレーのベンチャースピリッツを日本に広めることを目指している。大企業と中小企業を技術連携と海外展開をキーワードにつなぐPlug and Playの今後の活動に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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