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2018/05/18

【NTTデータ】新しい事業性評価基盤の開発に向けた実証実験を開始~おとなの社会科見学をテーマにしたイベント型の実証実験~

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、多様な業種業界のサービス設計やシステム構築実績を重ねているテックファーム株式会社(以下:テックファーム)と株式会社京都銀行(以下:京都銀行)とともに、5月21日より、新しい事業性評価基盤の開発に向けた実証実験を開始します。

今回の実証実験では、消費者や観光客へ、京都市内でおとなの社会科見学(地域事業者による自社商品・サービスの体験や工場見学など)を提供するとともに、その体験アンケートをNTTデータおよびテックファームが分析し、地域事業者および京都銀行にフィードバックします。それにより、地域事業者での事業改善や京都銀行で財務指標によらない定性的な事業性評価に活用できるかを検証します。

NTTデータでは、今後も金融行政方針でも求められている新しい事業性評価技術の開発、および地域企業の成長支援サービスの提供を目指します。

■背景
NTTデータはオープンイノベーションを通じて新たな金融サービスを創発することを目的として「BeSTA FinTech Lab」を立ち上げ、FinTechの活用を含めて、地方銀行の新規事業創発支援に取り組んでいます。

その一環として、NTTデータは、2016年6月から京都銀行と「新規ビジネス創発プロジェクト」注を実施し、そこで創出したアイデアをベースに、テックファームとともに京都市内で「新しい事業性評価」の仮説検証を目的とした中小企業や周辺環境の調査を行ってきました。

■実証実験の概要
「新しい事業性評価基盤」は、NTTデータとテックファームが、地方銀行と地域経済の関係性を深め、財務数値によらない形で地域事業と向き合うことで、精度の高い事業創発や事業改善につながるポテンシャルの可視化を目的としています。

具体的には、京都市内の地域事業者とともに、新しい発見の場としておとなの社会科見学をテーマにした30分程度の事業体験/事業見学(一般消費者に自社工場など現場を解放し、自社の事業に関する説明やディスカッション、ワークショップを実施)を行います。提供する事業体験/事業見学については、事業者の日常を可視化することを目的とし、あえて観光者向けにアレンジされたエンターテインメント要素を排除した形で実施します。

・期間:2018年5月21日(月)から6月10日(日)
・場所:京都市内
・参加企業:企業と商店街10団体(五十音順)

NTTデータ、およびテックファームは、事業体験した参加者からフィードバックデータを分析し、中小企業では気づくことのできなかった事業価値やポテンシャルを抽出し可視化します。また、京都銀行は、顧客理解が深まるか、顧客企業の成長支援につながるか等を検証します。

■今後について
本実証実験を通じて得られた課題、新たなサービスアイデアは、「BeSTA FinTech Lab」の活動を通じて、「BeSTA FinTech Lab」に参加する金融機関へ提案を行っていきます。

また、NTTデータは今後も「BeSTA FinTech Lab」において、地域金融機関と地域の活性化につながる新たな金融サービス創出に向けて取り組んでいきます。


原文はこちら
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2018/051800.html

15:12 | IT:一般
 

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