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2020/10/02

【Fintech協会】Fintech協会/新分科会設立のお知らせ

| by:ウェブ管理者
Fintech(Finance+Technology)業界団体である一般社団法人Fintech協会(東京都中央区、代表理事:丸山 弘毅/木村 康宏/鬼頭 武嗣、以下「Fintech協会」「当協会」)は、この度、会員企業を対象にした新分科会「オンライン型ファクタリング分科会」を設立いたしました。また2020年9月30日に第1回目となる分科会をオンラインで開催いたしましたので、ご報告いたします。

■「オンライン型ファクタリング分科会」設立の背景
 コロナ禍で、中小企業やフリーランスの資金繰りが社会課題として改めて認識され、融資とは異なる資金調達の手段が注目されています。特にオンラインで提供されるファクタリング(※)がフィンテックの1ジャンルとして認識されつつある状況を受け、当協会では「オンライン型ファクタリング分科会」を設置することで、会員企業間の情報交換や業界としての意見集約の場を提供する運びとなりました。

※ファクタリングとは、企業が保有する売掛債権を売却することで、早期現金化や未回収リスクの回避ができる金融サービスです。海外では2014年ごろから各国で、フィンテック企業がオンラインサービスとしてファクタリングを提供する事例が登場しています。また日本でもここ数年でこうしたオンライン型のファクタリングサービスへの参入が増えています。

■第1回分科会の開催について
 当協会は、2020年9月30日、第1回目となるオンライン型ファクタリング分科会を開催いたしました。会員企業や関係者が110名参加し、最新情報の共有が行われました。
 同会では、ファクタリングの法的解釈について弁護士からの解説が行われたほか、「ニューノーマル社会におけるオンライン型ファクタリング」と題したパネルセッションが行われました。オンライン型ファクタリングの各事業者が登壇したパネルセッションでは、コロナ禍で各社が行った支援施策や、金融機関・事業会社などとの提携の事例、またフリーランス向けに特化したサービス紹介などを通じて、今後サービスの普及が予想されるオンライン型ファクタリングの現状が共有されました。参加した会員企業からは「自社開発または協業での参入を検討する」「各社が協力して市場を盛り上げていこうという姿勢が良い」「今後もこうしたコミュニティ活動の場を提供してほしい」といった感想が協会に寄せられました。

■分科会としての今後の取り組み
当協会では、健全なオンライン型ファクタリング市場の発展に向け、今後も分科会等の活動を通じて、会員内での情報共有、業界の意見集約、関係団体・関係機関との対話に努めてまいります。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000015410.html

16:02 | IT:一般
 

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