2. Microsoft AzureのPaaS※2機能を活用し、サービス開発期間の短期化を実現 Microsoft AzureのPaaS機能をフル活用し、新サービスの開発期間の短縮と、運用負荷の軽減を実現します。例えば、Azure API Managementを活用することで、複数あるAPIの振分けや権限管理を一括で行うことができ、新たなAPIを開発する際にも煩雑な管理機能の開発を行う必要がなく、設定のみでAPIの管理を開始することが可能です。さらに、開発支援機能であるVisual Studio Team Servicesを利用し、開発の形態や規模に合わせた柔軟な構成管理やMicrosoft Azure上の本番環境や開発環境へのシームレスな連携を行うことができます。
3. サービス開発基盤とインターネットバンキングシステムのハイブリッド構成とし堅牢な環境を実現 ISIDは2014年にセブン銀行のインターネットバンキングシステムをプライベートクラウド上に構築しており、その実績が評価され、本基盤の構築パートナーとして採用されました。今回、既に実績のあるインターネットバンキングシステムの顧客情報の管理機能やシステム監視機能等とパブリッククラウドのセキュリティ基準において評価の高い Microsoft Azure を活用したハイブリッド構成とすることで、本基盤の構築期間を短縮しつつ、高いセキュリティレベルを担保した堅牢な環境を構築しました。
※1 API : Application Programming Interfaceの略。ソフトウエア間の情報や指示等の送受信ルール等を定めたもので、API を利用することでソフトウエア間の機能連携等を安全かつスムーズに行えるようになる。 ※2 PaaS : Platform as a Serviceの略。WEB経由で、アプリケーションを利用するための基盤であるOSやアプリケーションサーバーなどのミドルウエア、開発環境およびツールを提供するサービス。