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2019/03/06

【矢野経済研究所】有力FX企業16社の月間データランキング~2019年1月~

| by:ウェブ管理者
株式会社矢野経済研究所は、FX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業16社のアンケート調査を実施し、2019年1月末の預かり残高、口座数、2019年1月の月間取引高を算出した。
*1. 集計対象は、預かり残高15社、口座数16社、取引高12社、いずれも無回答を除く。*2. SBIグループはSBI証券、住信SBIネット銀行、SBI FXトレード3社の店頭取引の合算値。GMOグループはGMOクリック証券、FXプライムby GMOの店頭取引の合算値。

■調査結果概要
【 預かり残高 】
2019年1月末の有力FX企業15社*1の預かり残高の合計は、9,401億円であった。企業単体集計の2019年1月末の預かり残高の第1位はGMOクリック証券で1,504億円、第2位のDMM.com証券は1,197億円であった。
企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の2,282億円で、第2位はGMOグループ*2の1,678億円となった。1月は本調査対象企業15社中2社(その他企業2社含む)で預かり残高が増加したが、前月比479億円減(4.85%減)となった。
多くの企業で預かり残高が減少した背景には、1月3日に起こったフラッシュクラッシュ(相場が極めて短時間内に大きく変動する現象。ドル円では、108円台から104円、103円台に一時的に急騰し、投資家の損失拡大を防ぐためにロスカットされた)にある。

【 口座数 】
2019年1月末の有力FX企業16社*1の口座数の合計は、502万口座であった。企業単体集計の2019年1月末の口座数の第1位はDMM.com証券で70.3万口座、第2位のGMOクリック証券は58.5万口座となった。
企業グループを加味した集計では、第1位がSBIグループ*2の117.6万口座で、第2位はGMOグループ*2の77.4万口座であった。1月は前月比4.3万口座増(0.87%増)となった。本調査対象企業16社中15社(その他企業2社含む)で口座数が増加した。
また、企業グループを加味した場合、前月比で最も高い増加率はGMOクリック証券(1.44%増)、次いでGMOグループ(1.28%増)であった。

【 月間取引高 】
2019年1月の月間取引高は、有力FX企業12社*1の合計で265兆円(百万通貨を1億円として換算)となった。2019年1月の月間取引高の第1位はGMOクリック証券で73.4兆円(同)、第2位はDMM.com証券で64.9兆円(同)であった。
1月は前月比69.4兆円増(35.39%増)で、本調査対象企業12社すべて(その他企業3社含む)で取引高が増加した。前月比で最も高い増加率はFXプライムbyGMO(127.66%増)、次いで外為どっとコム(62.92%増)であった。


原文はこちら
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2106

16:05 | 金融:FX・CFD
 

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