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2017/11/07

【日本ユニシス】新規領域への攻めと既存領域を着実に積み上げることで収益拡大を図る、報道関係者向け「2018年3月期 第2四半期(中間)決算概要説明会」を開催!(Fintech関連)

| by:サイト管理者


 2017年11月6日(月)、日本ユニシスは、大手町ファーストスクエアカンファレンスにおいて、報道関係者向け「2018年3月期 第2四半期(中間)決算概要説明会」を開催した。



 平岡 昭良氏(日本ユニシス 代表取締役社長)より、決算概要および中期経営計画「Innovative Challenge Plan」の進捗について説明が行われた。また、向井 丞氏(同社 代表取締役 専務執行役員)、向井 俊雄氏(同社 代表取締役 専務執行役員)、齊藤 昇氏(同社 取締役 常務執行役員)も出席、澤上 多恵子氏(同社 広報部長)が司会・進行を務めた。




 冒頭、平岡氏は、参加した報道関係者へのお礼の言葉と共に、上期(2017年4月~9月)の連結経営成績を紹介。ソフトウェア・アウトソーシングの伸長や金融・流通を中心にシステムサービスが堅調に推移したほか、増収効果と販管費減少により、売上高 1,319億(前期比3.5%増)、営業利益 67億(前期比34.4%増)、四半期純利益 47億(前期比34.6%増)、受注高・受注残高ともに増加。なお、通期業績予想は8月1日の公表値(売上高2,900億円、営業利益160億円、純利益110億円)から変更なし。

 セグメント・マーケット別の状況について解説した上で、新たなサービス開発にリソースを振り向けながらも、売上規模と収益性の改善により、引き続き、新規領域への攻めと既存領域を着実に積み上げることで収益拡大を図っていくという。



 続いて、今年度で最終年度を迎える「Innovative Challenge Plan」について説明。デジタルイノベーションでは金融機関向け顧客接点系フロントソリューション強化や子会社のキャナルペイメントサービスによる決済サービス網が拡大しているほか、ライフイノベーションでは、地方創生関連やシェアリングエコノミー領域でエコシステムが拡大。また、ビジネスICTプラットフォームではサービス型ビジネスへのシフトを進めているほか、投資戦略では、オープンイノベーションによる新ビジネスを加速させるため、新会社として設立したキャナルベンチャーズキャナルグローブについて説明を行った。



 金融領域では、「BankVision Web-API」、「オープンAPI基盤(Resonatex)」により、金融機関・Fintech事業者・異業種との水平協業を触発することでオープンイノベーションを加速し、金融機関のビジネスモデル変革を支援していくとした。また、ビットコイン決済楽天ペイ対応などキャッシュレス社会の実現、観光ビジネスプラットフォーム、収納サービスプラットフォームなどにより、ビジネスエコシステムの創出を目指していくという。

 最後の質疑応答の中では、今後の業績見通しについて、ビジネスモデルの変革により、SI(システムインテグレーション)から手数料・レベニューシェアなど売上の構造が変化する中、社会への浸透や日本の社会課題に沿ってプラットフォーム上のサービスやマネタイズモデルを次々と変えながら対応していく必要があるとした。その上で、引き続き、既存ビジネスの生産性を上げながら新しい領域にチャレンジするという同社のビジネスモデルの変革を進めつつ、社員の働き方の改革を優先していくとし、その手応えを感じつつ、次の新たな3ヶ年の中期経営計画につなげていきたいと語った。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




07:27 | 写真:金融・IT業界向け




 

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