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2016/04/23

【マネーフォワード】クラウド経営とFintechがもたらす世界、テクノロジーの力で会社の今と未来が見える、「MFクラウドExpo2016」開催!

| by:サイト管理者


 2016年4月21日(木)、マネーフォワードは、ウェスティンホテル東京において、クラウド化する中小企業経営とフィンテックがもたらす変革「MFクラウドExpo2016」(~スペシャルゲストと共に、変化する経営とフィンテックの全貌をご紹介~)を開催した。

 会場にはクラウドサービスのリーディングカンパニーやFintech(フィンテック)企業が多数集結し、クラウド化する中小企業経営とフィンテックがもたらす変革について、スペシャルゲストと共にその全貌を紹介するイベント。入場無料、先着2,000名の規模で終日にわたり行われた。主催によると、参加者の主な業種分布は、IT/通信(32%)、士業関係(16%)、金融/証券関係(12%)、役職分布は、経営者・役員(31%)、一般社員(18%)、課長(13%)、部長(11%)などが訪れた。



 冒頭のオープニングセッション「マネーフォワードが提唱するクラウド経営とFintechがもたらす世界」では、マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻 庸介氏が登壇。同社が提供しているサービス紹介やFintechの構造について紹介したほか、3つのキーワードとして、クラウド化、IoT/IoE、AI(人工知能)を挙げ、クラウドサービスの概要や利用率に触れつつ、これからのクラウド時代において、オープン、コラボレーション、ユーザーフォーカスをキーワードとしたオープンエコシステムが生み出すサービスや価値について語った。





 基調講演「自ら時代を創る「意思」を持つ~10年後に差がつく経営術~」では、クラウドワークス 代表取締役社長 兼 CEO 吉田 浩一郎氏、ブイキューブ 代表取締役社長 CEO 間下 直晃氏、メタップス 代表取締役CEO 佐藤 航陽氏が登壇、辻氏がモデレータを務めた。パネルでは、上場やグローバル展開など、ここまで成長できた理由やこれまでに経験した課題や痛みの乗り越え方、グローバルな組織におけるコミュニケーションの工夫、溢れる情報の中で思考を深掘りするための工夫など、それぞれの実体験や基本的なスタンスをもとに私見が披露された。

 また、基調講演「日本経済の行方とフィンテック革命~フィンテックが経済に与える衝撃とは~」と題し、早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問 一橋大学名誉教授 野口 悠紀雄氏が登壇(撮影不可)。日本経済の行方とフィンテックの概要に触れつつ、米国や中国をはじめとする世界で起きているフィンテックがもたらす変化そのものを拒否することなく生産性の高いサービスへとシフトし、日本の将来の成長につなげていくことが必要と語った。



 展示会場には協賛企業各社ブース、書籍販売コーナー、カタログコーナーなどが設置されたほか、テスラモーターズが展示されるなど、来場した経営者や金融機関、士業へ最新の情報提供が行われた。

 基調講演後は、ランチセッション(ChatWork、マルケト、PFU)を挟み、イノベーション(フランクリン・コヴィー・ジャパン、ネオキャリア、リンクアンドモチベーション、KDDIまとめてオフィス)、半歩先の仕事術(Sansan、日本マイクロソフト、弁護士ドットコム)、フィンテック(マネーフォワード Fintech 研究所、日経Fintech(ゲスト)、日本アイ・ビー・エム、お金のデザイン)、クラウド士業(リクルートライフスタイル、トリプルグッド税理士法人、MAP経営)、マーケティング(マルケト、イノーバ、ブイキューブ、インタラクティブソリューションズ)、トレンド(READYFOR)、スペシャルセッション(税理士法人アクシス、ニフティ、クラウドワークス)といったジャンルに分かれて協賛企業による講演が行われた。





 また、プレスルームでは、「クラウド・FinTech活用事例発表会」が行われ、久松農園 代表取締役 久松 達央氏、ファースト法律事務所 代表弁護士 藤井 聡氏、INCREF 代表 高島 卓也氏をゲストに迎え、マネーフォワード 広報 柏木 彩氏が進行を務め、農業、弁護士、地方創生といった分野におけるクラウドやFintechサービスを活用事例として、少人数での効率的なオペレーションの実現方法についてメディア向けに紹介した。




 マネーフォワードセッション「バックオフィスで経営を変える。マネーフォワード流攻めるバックオフィス ~MFクラウドシリーズが目指す未来~」では、マネーフォワード 執行役員 MFクラウド本部長 宮原 崇氏、副本部長 山田 一也氏が登壇。わずらわしい業務を自動化することで生産性を上げ、経営の見える化を進めていくと共に、今後は中小企業向けのERPソリューションとしてMFクラウドシリーズを展開していくとし、中小企業のスピーディーな資金繰りや予測など、テクノロジーの力で中小企業経営を”もっと前へ”進めていきたいとした。





 特別講演「No.2では生き残れない。No.1企業の作り方」では、アスクル 代表取締役社長 兼CEO 岩田 彰一郎氏、マネックスグループ 代表執行役社長CEO 松本 大氏、C Channel 代表取締役 森川 亮氏、マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻 庸介氏が登壇、経営学者 兵庫県立大学教授 博士(経営学) 川上 昌直氏がモデレータを務めた。パネルでは、顧客視点をエンジンにビジネスモデルと会社モデルを両輪とした勝つための経営、オフィス環境や雰囲気作りなどコミュニケーションの工夫、No1になるためあるいはNo1であり続けるための競合に対する捉え方や経営・顧客に対するアプローチなど、最先端の物流と環境、金融/証券業界におけるジレンマ、メディアの変化、データ活用による意思決定といったそれぞれの分野から、実際のエピソードや私見を披露。顧客に対する半端のない熱量の先にNo1があると締め括った。



 全てのプログラムも終わりネットワーキングパーティ(懇親会)へ。日本マイクロソフト デベロッパーエバンジェリズム統括本部 ビジネスデベロップメントマネージャー川岡 誠司氏より乾杯の挨拶、マネーフォワード 取締役 Fintech研究所長 瀧 俊雄氏より中締めの挨拶が行われ、終日にわたり開催した「MFクラウドExpo2016」への来場者、登壇者、関係者の全てへの感謝の言葉と共に締め括った。

 明日の日本経済を支える中小企業の経営効率を高め、企業経営を強化するためにも、企業が持つデータをリアルタイムに可視化し、経営の意思決定の迅速化とオペレーションの効率化が欠かせない。その様な中で、
クラウドを活用した高付加価値を生み出し低コストで利用できるサービスや取り組みがフィンテックにより推進・加速している。今回、マネーフォワードおよび協賛企業が提供するさまざまなサービスやデータを活用した戦略的経営オペレーションの進化により、更なる日本経済の発展につながっていくことに期待したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )












13:10 | 写真:金融・IT業界向け




 

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