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2024/06/21

【Fintech協会】「第2回・Meetup with BoJ」を開催!

| by:サイト管理者


 2024年5月31日(金)、一般社団法人Fintech協会は「第2回・Meetup with BoJ」をFinGATE KAYABAで開催した。



 会場にはFintech協会の会員や日本銀行から大勢の職員が参加。水津 朱美氏(Fintech協会 事務局 広報)が進行を務めた。



 冒頭の開会挨拶では、加藤 毅氏(日本銀行 理事)が登壇。お礼の言葉と共に、経済・社会のデジタル化が進む中、日本銀行が取組む決済分野を中心とする金融イノベーションの検討の「広がり」と「深まり」について紹介。日本銀行が中期経営計画の中で掲げている経営指針の1つとして「デジタル社会にふさわしい高度で安定的な中央銀行サービスの提供(DX推進)」に触れ、社会と中央銀行のデジタル・トランスフォーメーションに向けた取組みと期待の言葉を述べ挨拶とした。



 続いて、日本銀行によるプレゼンテーションが行われた。

  講演「中央銀行デジタル通貨「パイロット実験」の進捗状況」
   清水 茂氏(日本銀行 決済機構局 参事役)

  講演「ホールセール決済の将来像」
   須合 智広氏(日本銀行 決済機構局 決済システム課長)



 パネル「日本のrCBDCは何を目指すのか」では、別所 昌樹氏(日本銀行 決済機構局 FinTechセンター長)、沖田 貴史氏(Fintech協会 代表理事会長、ナッジ 代表取締役)、吉川 徳明氏(Fintech協会 常務理事、メルカリ 執行役員 VP of Public Policy 兼 メルペイ Public Policy担当)が登壇。河合 祐子氏(Fintech協会 理事、高知銀行 取締役副頭取)がモデレータを務めた。

 パネルでは経済産業省が打ち出した「キャッシュレス・ビジョン」の公表から現在までの動向や軌跡を振り返り、各登壇者の事業紹介と共にそれぞれの立場と視点の変化、解決したい課題やアイデア、決済の未来の姿などについて私見が披露された。



 河合 祐子氏による乾杯挨拶で交流会がスタート。Fintech協会の会員と日本銀行の職員による対話の場としてネットワーキングが行われ、沖田 貴史氏による閉会挨拶でこの日の「第2回・Meetup with BoJ」を締めくくった。



 Fintech協会は「イノベーションが生まれ続ける豊かな社会を実現するべく、新しい金融サービスが生まれ育つエコシステムを創ること」をミッションに掲げ、会員相互の交流と情報共有を目的としたセミナーや分科会、イベントなど随時開催している。詳しくは協会HP(今後のイベント)を参照されたい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 :株式会社グッドウェイ@メディアプロモーション事業部 )




08:28 | 写真:金融・IT業界向け




 

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