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2018/05/18

【三井情報】MKI、ドレミングアジア、リエンベト郵便銀行、ベトナムでの「Doreming」提供開始に向け調印式を実施-リエンベト郵便銀行提供のE-wallet「Vi Viet」上で6月から利用可能に-

| by:ウェブ管理者
 三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小日山 功、以下 MKI)、DOREMING ASIA PTE. LTD.(本社:シンガポール、CEO:桑原 広充、以下 ドレミングアジア)、Lien Viet Post Joint Stock Commercial Bank(本社:ベトナム・ハノイ市、会長:Nguyen Dinh Thang、以下 リエンベト郵便銀行)の3社は、ドレミングアジアが提供する勤怠連動型給与自動計算システム「Doreming」の機能をリエンベト郵便銀行のE-wallet「Vi Viet」上で提供することに合意し、2018年5月11日に東京のMKI本社で基本契約を締結しました。6月よりベトナムでの試験運用を開始し、5年で100万ユーザ獲得を目指します。

 「Doreming」は勤怠や給与計算システムのデータをもとに日毎の手取り給与額を計算するクラウド型のプラットフォームです。利用者は給料日を待たずに働いた分の給与を決済などに利用することが可能で、手数料や金利等を支払う必要もありません。銀行口座を持たず金融サービスを受けられない金融難民と呼ばれる低所得層を救うシステムとして、世界で注目されています。

 ベトナム全土に267の支店と1,100店舗を超える郵便局のネットワークを持つリエンベト郵便銀行は、IT技術を活用したサービスの拡充に力を入れており、2016年に提供を開始した、スマートフォン上で決済やローン審査など様々な金融サービスを利用できるアプリE-wallet「Vi Viet」は、現在までに220万ダウンロードを達成しています。「Doreming」との連携により、利用者は働いた分の給与を給料日前に「Vi Viet」を利用した買い物等の支払いに充てることが可能となり、利便性が向上します。

 MKIとドレミング株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:桑原 広充)は、2017年6月に覚書を締結し「Doreming」のアジア地域でのマーケティングを共同で開始しました。MKIはベトナムでのビジネス開発やパートナー企業開拓のほか、システムのローカライズを全面的に支援し今回の事業化に貢献しました。本事業化においては、アジア展開拠点として昨年設立されたシンガポール法人のドレミングアジアと契約を取り交わしました。

 5月11日に行われた調印式でMKIの小日山代表取締役社長は、ここ数年にわたり日本を含む世界で多くのFinTechスタートアップが誕生していることや、MKIの金融IT事業における30年以上の実績と三井のグローバルネットワークに触れ、「このようなスタートアップ企業を、弊社が培ってきたビジネス・ノウハウ、技術力を持って後押しし、グローバルにFinTech事業を展開していく所存」であると述べ、今後もアジア地域での「Doreming」の普及に努めるとともに、新たな金融ソリューションの海外での展開に力を入れていく考えを示しました。


原文はこちら
https://www.mki.co.jp/news/solution/20180518_1.html

15:08 | IT:一般
 

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