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2017/10/06

【ナノオプト・メディア】東京・大阪での4日間の開催で1万人以上の来場者を記録!最新のセキュリティ脅威動向と対策が集結したイベント「Security Days Fall 2017」を東京・丸の内のJPタワーホール&カンファレンスで開催!

| by:ウェブ管理者


 2017年9月27日(水)~29日(金)、イベント事業やブランディング&PR事業を展開するナノオプト・メディアは、最新の
セキュリティ脅威動向と対策をテーマにした3日間にわたるイベント「Security Days Fall 2017」を東京・丸の内のJPタワーホール&カンファレンスで開催した。

 同様のイベントが前日の9月26日(火)に大阪でも開催されており、来場者数(セッション延べ)は大阪が1,737名、東京が3日間で9,034名と、合わせて1万人を超える来場者を記録した。



【JPタワーホール&カンファレンス】
東京会場は今回も東京駅前のJPタワー(KITTE)内にあるイベント施設

 今回の会場も前年同様、東京・丸の内のJPタワーホール&カンファレンス。この日の開演は8時40分だったにも係わらず、早い時間から続々と来場者が会場を訪れる。以下、開催3日目(9月28日(木))の会場の様子を一部ご紹介したい。



【講演】イスラエル工科大学(テクニオン)教授、Codota CTO イーラン・ヤハブ氏「サイバーセキュリティ ~膨大なコードの海から何を学ぶか~」

 ヤハブ氏は、「今、世界にある膨大なコードから何を学ぶことができるのか?」として、プログラム分析、マシンラーニング、WEB上に存在する膨大なコードの脆弱性検出、リバースエンジニアリングなど、それぞれの手法の紹介を通して、今後のサイバーセキュリティに必要な最新の技術を展望した。

【講演】Niサイバーセキュリティ 代表取締役社長 三石 剛史氏「イスラエルなどの政府機関を守る、最新のSOC自動化、EDR、SCADA保護ソリューションのご紹介」

 三石氏は、サイバーセキュリティ産業の年間輸出総額40億ドルを誇り、アメリカと並ぶ世界有数のサイバーセキュリティ先進国であるイスラエルのサイバーセキュリティ産業を支えるイスラエル国防軍をローンチカスタマーとする防衛システム企業Elbit Systems社の子会社であるCyberbitについて紹介。イスラエル国防軍・政府のみならず世界各国の政府本部・重要施設で採用されているEDR・SCADA・SOC3Dについて、最新の運用事例を交えて解説した。



【講演】シスコシステムズ  セキュリティ ソリューションズ アーキテクト  西原 敏夫氏「セキュリティの方程式を変える脅威対策」

 西原氏は「シスコ セキュリティ脅威レポート」から脅威の事例やRaaS(Ransomeware as a Service)などの傾向を読み解き、変換期を迎えようとしているこれからのセキュリティ対策と、常に迅速に対応するシスコのセキュリティ手法、プロダクト ポートフォリオ、統合されたアーキテクチャについて解説した。

【講演】F5 Networks, Inc. Senior Vice President of F5 Silverline Cloud Services Ian Jones
氏「デジタルビジネスをささえるWeb基盤の高可用性を実現するセキュリティ対策とは?~最新の脅威の実態とマルチクラウドを包括的に守るために~」

 Jones氏は、デジタルビジネスを支える信頼できるインフラとして、Webのインフラの可用性を達成することがこれまで以上に高まっているなか、F5はADC市場におけるリーダーとしてアプリケーションの可用性を担保するソリューションを提供しているとし、クラウド型セキュリティ対策に関してもグローバル市場で3年の実績を持ち、利用しているユーザも250社以上となっているなどと紹介した。


 
【講演】クオリティア 営業本部 ソリューション営業部 部長 辻村 安徳氏「標的型攻撃は、やはり入り口で対策を~入り口対策が必要なワケ、添付ファイルに潜む脅威から情報を守る手段~」

 辻村氏は、「サイバー攻撃」「ランサムウェア」など、これまでも対策課題として存在していた分野がここ2年で本格的に対策を迫られるほどの脅威として勢いを増すなか、メール専業メーカーとして最も確実と思える手法である「添付ファイルに潜む脅威から社内の機密情報を守る新しい手段」を実際の企業/団体様の事例を交えて紹介した。



【セミナー】26コマにおよぶ午後の分科会セミナー

 午後からはセキュリティに関する様々なテーマのセミナーが5会場で計26コマ実施され、立ち見が出るほど盛況となった会場があった。上写真の講演は以下の通り。

・ネットワンシステムズ 市場開発本部 セキュリティ戦略支援部  部長  菅原 崇史氏
「高度化するサイバーセキュリティの脅威に対してインテグレータはどう挑んで行くのか」
・レコモット 代表取締役CEO 東郷 剛氏
「働き方改革を推進するワークスペースのモビリティとセキュリティの取り組み」



【展示会場】多数の協賛企業がブースを出展、各社とも最新のソリューション、製品を紹介

 展示会場でも多くの来場者がブースを訪れ、終日賑わいを見せていた。

 サイバーセキュリティーへの関心の高まりを受け、同社は昨年は東京会場の開催(2日間)を3日間に拡大。来場者数も8,566名から10,771名へと大幅に増加した。既に2018年2月16日(金)~3月9日(金)にかけての「Security Days Spring 2018 Fukuoka / Nagoya / Osaka / Tokyo」の開催も決定しており、再び盛況となることが見込まれる。

(取材、撮影、記事、 編集・制作: 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )





14:45 | 写真:金融・IT業界向け




 

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