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2021/10/13

【第二地方銀行協会】SARBLAB-Digital 実践 第1回Meetup「リテールから見たデジタル金融(BaaS・API)」開催!

| by:サイト管理者


 2021年9月29日(水)、一般社団法人第二地方銀行協会SARBLAB)は、加盟行向けのオープンイノベーション支援の取組みとして、SARBLAB-Digital 実践 第1回Meetup「リテールから見たデジタル金融(BaaS・API)」を開催した。

 SARBLAB(Second Association of Regional Banks Laboratory)は、第二地方銀行協会が加盟行のデジタル化とスタートアップなどの外部企業との連携によるオープンイノベーションを支援するプラットフォームで、今回は次世代の金融プラットフォームとして注目される「Banking as a Service(BaaS)」および「API」をテーマにした議論が行われた。

挨拶
 


 冒頭、服部 守親氏(一般社団法人第二地方銀行協会 常務理事)は、SARBLABが新体制で3年目の活動を迎える中、DXやSDGsなど過去の2年間の活動から実践的な話を深めていくフェーズに入ったとし、多様化する会員行の経営方針に合わせて、今後は、即実践的なセッションと情報収集・勉強・理解を深めるベーシックなセッションに分けて運営していくとした。この日は実践的なセッションとして、「Banking as a Service(BaaS)」および「API」をテーマに、開催趣旨やスピーカーについて紹介。進行は、加藤 徳浩氏(一般社団法人第二地方銀行協会 SARBLAB室)が務めた。

パネルディスカッション
 リテール金融の未来と金融機能の役割



 パネルディスカッション「リテール金融の未来と金融機能の役割」では、桜井 駿氏(デジタルベースキャピタル 代表パートナー)がモデレーターを務め、昨今、顧客との接点を持つ新たなサービスを手掛ける企業がフロントに立ち、金融サービスの窓口がシフトしてきている中、その機会と脅威に対して、次なる一手を打つきっかけになればと挨拶した。


 パネル前半は、各パネリストより事業紹介。不動産賃貸契約にまつわる初期費用分割払いサービスを提供する小泉 拓氏(スムーズ 代表取締役)、不動産売買の代理・仲介事業、新築戸建分譲事業、おうちリンク事業等を手掛ける西村 依希子氏(オープンハウス 社長室 エバンジェリスト)、Fintechを手段として金融機関・非金融事業者のDXを支援する齋藤 祐輝氏(Finatext マネージャー)、堀 天子氏(森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士)が出演。



 パネル後半は、リテール分野の金融関連事業における事例・取組み等を踏まえ、今後の事業領域の拡大をどこまで見据えているか、どういった金融サービスのニーズが高いのか、地方をどう捉えどう位置づけているか、リーガル面とシステム面の連携、行政機関への相談方法、金融機関の存在意義や役割などについてそれぞれの私見を披露、意見を交わした。



 SARBLABでは、今回の内容を踏まえ、会員行間の意見交換会の開催を予定しており、地域金融機関がどのように「Banking as a Service(BaaS)」に取組んでいくのかをあらためて議論するという。今後の議論の行方と展開に注目したい。

(記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





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