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2018/11/09

【山形銀行】2019年3月期 第2四半期決算短信

| by:ウェブ管理者
2019年3月期 第2四半期決算短信
http://www.yamagatabank.co.jp/investor/shihanki/img/k20181109.pdf

1.当中間決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明
当中間連結会計期間(以下「中間期」という。)におけるわが国経済は、内外需の底堅さに支えられ、緩やかな回復基調が持続しました。

世界的なITサイクルの拡大一服などから輸出の増勢が鈍化するなか、国内では豪雨・地震等の自然災害が相次いだこともあり、企業の生産活動にはやや足踏み感が広がりました。しかしながら、企業収益は、販売価格の上昇による売上高の増加や、海外子会社からの配当増などもあって増加傾向で推移しました。好調な企業業績をうけて、設備投資は、人手不足を背景とした省力化・自動化への投資も含め増加が続きました。こうしたなか、個人消費は、猛暑や自然災害等により振れの大きい動きとなったものの、雇用・所得環境の着実な改善が続くなか、総じてみれば緩やかな持ち直しとなりました。一方、住宅投資は、供給過剰懸念から貸家着工が抑制されたことなどもあり、やや弱い動きとなりました。

当行(グループ)の主要営業基盤である県内経済は、緩やかながら持ち直しの動きが続きました。

企業の生産活動は、主要産業である電子部品・デバイスを中心にやや伸び悩みの動きとなりましたが、総じてみれば底堅さを保って推移しました。設備投資は、更新ニーズの高まりや人手不足を背景とした省力化等への対応などから、緩やかに増加しました。一方、公共工事は、東北中央自動車道関連をはじめ複数の大型工事がみられたものの、全体としては前年並の水準にとどまりました。こうしたなか、住宅投資は、持ち家、貸家ともに増加傾向となりましたが、個人消費は、ガソリン等の商品価格上昇への警戒感もあり、総じてみれば横ばいの動きとなりました。

金融面をみますと、日本銀行による「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策の継続によるマイナス金利の影響から、金融機関が資金のやり取りを行うコール市場における無担保翌日物金利(短期金利)は、△0.07%から△0.03%で推移しました。10年物国債利回り(長期金利)については、おおむね0.02%から0.06%の低水準で推移していたものの、7月に日本銀行が、0%としている長期金利の誘導水準について0.2%程度の変動を許容する方針を示したことをうけ、期末にかけては0.13%まで上昇しました。円相場は、期初は1米ドル106円台の水準にありましたが、米国における利上げ政策継続をうけて円安傾向が徐々に強まり、期末にかけては113円台となりました。こうしたなか、日経平均株価は21,000円台から23,000円台でのもみあいが続きましたが、期末にかけては円安や米国株式市場の上昇をうけてバブル経済崩壊後の最高値に迫る24,000円台まで回復しました。

このような経営環境のもと、当行(グループ)は、株主の皆さまはもとより、お客さまのご支援のもと、役職員一体となり一層の経営体質強化と業績向上努力を継続しました結果、当中間期は次のような業績をおさめることができました。

経常収益は、資金運用収益の増加に加え、株式等売却益が増加したことなどから、前年同期比20億10百万円増収の231億9百万円となりました。経常費用は、貸倒引当金繰入額の増加を主因に同19億55百万円増加し、194億97百万円となりました。この結果、経常利益は同55百万円増益の36億11百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同1億17百万円減益の24億10百万円となりました。


原文はこちら
http://www.yamagatabank.co.jp/investor/library/kessan/

15:04 | 金融:銀行
 

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