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2016/07/05

【地方創生『食の魅力』発見商談会実行委員会】全国に向けて食材の販路拡大を希望する企業および団体と、地域色豊かな食材を求める食品担当バイヤーとの商談の場!「地方創生『食の魅力』発見商談会2016」が大盛況のもと閉会。総来場者数も過去最高の2,216名を記録!

| by:ウェブ管理者


 2016年6月29日(水)、リッキービジネスソリューション第二地方銀行協会加盟行で構成される、地方創生『食の魅力』発見商談会実行委員会は、東京都大田区平和島にあるTRC東京流通センター(第一展示場)において、「地方創生『食の魅力』発見商談会2016」を開催した。

 本商談会は、主催する地域銀行(第二地銀)の取引先で、全国に向けて食材の販路拡大を希望する企業および団体と、地域色豊かな食材を求める食品担当バイヤーとの商談の場を提供することを目的に毎年開催されているもので、展示ブースを自由に回るフリー商談の他、個別商談も実施されるなど、「成果を生み出す商談会」として出展社の満足度も高い商談会だという。この影響もあってか、今回の出展社は開催6回目にして初めて200社を突破(221社)し、総来場者数も過去最高の2,216名を記録するなど、展示会場は終日賑わいをみせて大盛況のもとに閉会した。




 開場前に行われたオープニングセレモニーでは、主催行や出展社スタッフ等が見守るなか、ステージ上に主催行の代表者が勢揃いし、1名づつ名前が読み上げられたほか、商談会を盛り上げるべく会場に駆け付けた各地のゆるキャラもそれぞれ紹介された。

【主催銀行代表挨拶】東和銀行 取締役頭取 吉永 國光氏「過去最高の参加社数。この商談会は色々な可能性を秘めているので、一生懸命頑張り、実りある1日になるようにしたい。」

 主催行を代表して挨拶した吉永氏は冒頭、「第二地方銀行が主催している本商談会も今年で6年目。今回は、今までで最高の参加数で銀行が30行、そして各銀行がお連れした食品企業の数も221社となったほか、何より来場されるバイヤーが昨年でおよそ1,600名だったのが、今年は3割増しが予想されており、相当な数のバイヤーが来場する。」と、好評のもとに年々拡大する商談会の規模について簡単に触れた。

 吉永氏は続けて、「商談会では、食材を求めてバイヤーが会場を行き来するほか、ブースの裏側で行われる個別商談会は今日も400以上が予定されている。私ども地域銀行は、お客様とお客様を繋ぎ、それぞれの売上拡大を通じて支援することを使命としていることから、個別商談会には期待している。また、各銀行の行員も多く会場に来ているが、担当の出展企業のお手伝いだけでなく、首都圏のバイヤーとの直接のネットワーク作りを通じて、それぞれの地域で開催する商談会へ招待するなど、この商談会は色々な可能性を秘めているので、一生懸命頑張って実りある一日になるようにしたい。」と挨拶した。


【来賓挨拶】金融庁 監督局審議官  西田 直樹氏「今日1日の一過性の取組ではなく、継続的に取引先の本業支援をすることで、地域企業の生産性向上、事業の拡大に繋がることを期待したい。」

 続いて来賓挨拶を行った西田氏は、「昨年に続きご挨拶の機会を頂戴したが、関係者が色々とご尽力されたことで開催できることに心よりお慶びを申し上げたい。現在、政府は1億総活躍社会の実現、さらには地方創生の実現に向けて関係省庁一体となって取り組んでいるが、その中でも地方創生については、(いうまでもなく)ここにいらっしゃる地域金融機関の皆様の役割が大変大きく期待されているところだ。取引先の事業の内容、成長の可能性等の適切な評価による融資だけではなく、本業支援ということに対して組織として継続的に取り組んでいくことが期待されている。」と地方創生における地域金融機関の役割について期待感を述べた。

 西田氏は続けて、「実は金融庁では昨年の秋以降、金融機関からだけのヒアリングだけではなく、全国の700以上の企業からもヒアリングを行なったほか、2,000社を超える企業からアンケートにも答えてもらった。それによると、企業はメインの金融機関に対して融資の金利以上に事業への理解を強く求めていること、他方では色々な相談や経営支援をしてもらうことで、8割の企業が売上げや収益等の改善に繋がったと回答した」と語り、「市場規模縮小に対する課題解決、販路拡大などの悩みを持つ企業が沢山あると思うが、そうした中で本日このような商談会が開かれるということは誠に時宜を得た取組といえ、ぜひ今日1日の一過性の取組ではなく、継続的に本業支援をしてもらうことで企業の生産性向上、事業の拡大に繋がることを期待したい。」と語って挨拶を締め括った。




 セレモニー終了後、午前10時を迎えて開場の時間となり、バイヤーが受付を済ませて次々と展示開場に入場していく。開場直後から来場者の出足は好調で、早々に展示会場はバイヤーで埋め尽くされていった。以下、展示会場の活気ある商談とPRの様子を写真で紹介したい。


「地域色豊かな食品を多くの人に!」商談会は序盤から活況~大盛況に!















 こうして第6回目を迎えた商談会は、参加行30行(前年28行)、出展社数221社(同180社)総来場者数2,216名(同1,623名)と過去最高の規模と盛り上がりを見せ、盛況裡に閉会した。


 「フリー商談」と「個別商談」を通じて、地方の優れた食材の販路を拡大する機会を創出し、食の分野から地方創生に貢献することをミッションとした本商談会では、途切れる間のないほどバイヤーが訪れる展示ブースも数多く見受けられなど、各出展社は商談を通じて地方の食の魅力を存分にPRした。今後の地域金融機関の継続した本業支援への取組と、商談会開催によるマッチング機会の創出が、地域の食関連産業の発展と地域経済の活性化に繋がり、地方創生への貢献が果たされることを心から期待したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )






13:25 | 写真:金融・IT業界向け




 

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