三井住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資で設立された住信SBIネット銀行。住宅ローン累計取り扱い額は2020年4月30日時点で5兆9千億円を超え、預金残高とともに国内ネット銀行トップの座を占めています。同行は、Amazon Connect(クラウド型コールセンター)とSalesforce Service Cloud(顧客サービスプラットフォーム)を活用し、フルクラウドのコールセンターシステムを構築。これにより従来のシステムで必要であったハードウエア維持のコストが解消されるとともに、ネット銀行事業のかなめともいえるコールセンター運営の機動力が大幅に高まりました。このプロジェクトにおいて基盤構築に大きな力を奮ったのはISIDの金融ソリューションチーム。プロジェクト全体を統括した住信SBIネット銀行システム開発2部の佐藤慎吾氏はISIDのサポートについて「邦銀初となるフルクラウドのコールセンターシステムという難易度の高い案件にも関わらず、銀行業務とコールセンター業務への深い知識に加え、Amazon ConnectとSalesforce Service Cloudという新しい製品に対する高い実装力をもって、プロジェクトを完遂してくれました。更なるコールセンターの高度化に向けて、ISIDには今後も力をお借りしたいです」と話します。