金融&IT業界の情報サイト
 
 
 

2019/05/22

覇権争いも絡んで米中対立は長期化へ

| by:ウェブ管理者
*18:42JST 覇権争いも絡んで米中対立は長期化へ
 経済協力開発機構(OECD)が21日発表した2019年の世界経済成長率見通しによると、成長率は3月時点と比べて0.1ポイント低下し、前年比+3.2%となった。米国による対中関税引き上げの影響を考慮した見通しになっているようだ。OECDは、貿易制限のさらなる拡大による投資・雇用・消費への弊害、中国経済の急減速、民間部門の債務の3点がリスク要因に挙げている。中国経済の減速に対する警戒感はやや低下したようだが、楽観視できない状態が続くとみられる。

 通商問題などを巡る米中の対立は、長期化するとの見方が増えている。一部の市場関係者は「トランプ米政権は経済・軍事の分野における中国の影響力増大を阻止することが極めて重要であると考えている」と見ており、「米国政府は米国の安全保障を脅かすとの理由でZTE、ファーウェイ以外の中国ICT企業に何らかの圧力を加えることを検討している可能性がある」と警戒している。
《MK》

18:42 | Miniトピック

ニュースコンテンツ提供元

【株式会社フィスコ】

 フィスコは、資産形成に資する最も有益なサービスの提供を命題に掲げ、迅速かつ正確な情報の分析・編集・配信により、幅広い情報配信ネットワークを構築。金融機関、インターネット金融商品取扱業者、機関投資家のほか、ヤフーなどポータルサイトを利用する個人投資家にも金融情報を提供、ネットを通じた金融情報配信業者として圧倒的な知名度を誇っています。


※当サイトで提供する情報は投資勧誘することを目的としておりません。投資の最終決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありませんことを、あらかじめご了承ください。
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.