freeeは2020年3月から、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と従業員およびその家族、並びにステークホルダーの皆さまの安全確保を目的に全従業員(社員・派遣社員・常駐業務委託・アルバイト・インターン)を対象に業務形態を一斉にリモートワークへ切り替えました。その後、緊急事態宣言の解除など世の中の情勢に鑑みながら段階的に出社を許可するなど、柔軟に対応してきました。 リモートワークは、通勤時間の削減や仕事とプライベートの両立などのメリットを感じられる一方で、必然的に従業員同士の対面でのコミュニケーションは減少していきました。その対策としてこれまで、全部署「雑談」の義務化や、他部署の従業員とのコミュニケーションを目的とした昼食代補助「Shall we lunch?制度(※)」の開設、新入社員の自己紹介や経営陣に気軽にコメントで質問ができるオンライン全社集会など様々な施策を実施し、リモートワーク下でも一定の成果を得て、生産性を維持することができました。 一方で、部署を跨いだアイディアの創出や自由闊達な議論、従業員同士の一体感といった“freeeらしさ”については課題があることも見えてきました。 今後はリアルな場でfreeeらしさを体感しながら、事業成長を加速していく為にいきいきと安心して働ける環境を構築することが必要と考えオフィスの拡大移転を決定しました。 ※Shall we lunch?制度:デリバリーサービスの食事代を支給して疎遠になりがちな他部署との交流を会社がサポートする制度