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2021/03/02

【IIJ】IIJ、Webサイトの改ざんを検知し、迅速な復旧を支援する「IIJ改ざん常時監視・復旧ソリューション」を提供開始

| by:ウェブ管理者
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎)は、Webサイトを常時監視し、改ざんを瞬間的に検知してサイトの迅速な復旧を支援する「IIJ改ざん常時監視・復旧ソリューション」を本日より提供開始いたします。本ソリューションを導入いただくことで、お客様は自社サイトをWeb改ざんの脅威から防御し、安全に運用することが可能になります。

Web改ざんとは、悪意ある攻撃者がWebサイトを不正に操作してコンテンツを書き換えたり、不正プログラムを組み込んだりするサイバー攻撃のことで、主要なセキュリティインシデントの一つと位置付けられています。改ざんにより、フィッシングサイトへの誘導や、サイト訪問者の端末がウイルス感染し情報漏洩するなどの被害事例が発生しており、このような実被害に加え、企業のイメージダウンにつながるケースもあるため、企業にとってWeb改ざん対策は不可欠なものとなっています。
一方で、改ざん対策機能の導入には、システムの構築や運用の負荷が高いという課題に加え、改ざん対策を導入しても、Web表示のための設定ファイルやコンテンツファイルのなかでどのファイルが改ざんされたのか、問題の特定に時間がかかり迅速に復旧できないといった課題がありました。これらの課題を解決するため、IIJでは、瞬間検知・瞬間復旧が可能な常時監視型の本ソリューションを提供いたします。

IIJ改ざん常時監視・復旧ソリューションの特徴
常時監視により、改ざんの瞬間検知・瞬間復旧を実現
本ソリューションでは、監視対象のサーバに監視ソフトウェア(エージェント)をインストールし、Webサイトを常時監視します。コンテンツファイルだけでなく、設定ファイル、システムファイルのOSイベントを常時監視することにより、変更・追加・削除が行われたと同時に改ざんを検知して、設定された宛先にメール通知します。改ざん検知後、0.1秒以内にバックアップデータから自動復旧されるため、お客様は安心・安全にWebサイトを運用することが可能となります。

管理サーバをクラウド型で提供し、運用負荷を軽減
管理サーバはIIJがクラウド上で運用するため、サーバの準備や運用、保守に関わるお客様の作業負荷を軽減します。お客様はIIJが提供する管理サーバへアクセスすることで、Webサイトの監視や検知された改ざんの確認、バックアップの設定などが可能になります。コンテンツ等の重要な情報はお客様のWebサーバ上で管理され、クラウド上の管理サーバに保存されることはないため、安心してご利用いただけます。

容易に証拠保全が可能
監視モードは「通知」「復旧」「保全」の3つのモードから選択が可能です。保全モードに設定することで、どんなファイルがアップロードされたのか、ファイル操作の履歴を記録し、不正にアップロードされたファイルの証拠保全を容易に行えます。お客様は、フォルダ毎に監視設定のON/OFFや用途に応じた監視モードのレベルを細かく設定できます。


原文はこちら
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2021/0302.html

15:08 | IT:一般
 

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