日本IBMは、IBMの調査(IBV: Institute for Business Value ) “The Enterprise Guide to Closing the Skills Gap(英文) https://www.ibm.com/thought-leadership/institute-business-value/report/closing-skills-gap ”が発表され、この調査によれば、今後3年間でAIやインテリジェントな自動化の結果として、世界12の大規模経済圏における1億2,000万人もの労働者は、リスキリングの必要があるかもしれないと発表しました。また、調査したCEOの41%だけが、ビジネス戦略を実行するために必要な人材、スキル、リソースを持っていると回答しました。48カ国5,670人以上の世界中のエグゼクティブを対象としたこの調査は、企業のあらゆるレベルで労働力のニーズが変化していることに対して、どのように対応し管理するかについて根本的な転換が求められている、という複雑な課題を指摘しています。
IBM Talent&Transformationのマネージング・パートナーであるAmy Wrightは、次のように述べています。「組織は、スキルギャップの拡大と、将来にも世界経済にも影響を与える可能性のある労働市場の縮小に対する懸念の高まりに直面しています。しかしながら、エグゼクティブは問題の深刻さを認識していますが、調査対象者の半数は、最大のギャップに対処するためのスキル開発の戦略がないことを認めています。この調査で見つかった戦術は、企業が戦術を最も使用していない場合には、最も早くスキルギャップを埋める可能性が高いものでした。企業が人材に対してリスキリングを行い、AIの時代で成功するために必要な継続的な学習の文化を構築することを支援する新たな戦略が現われたのです。」
IBM Study “The Enterprise Guide to Closing the Skills Gap”は、企業が人材をより良く育成し、スキルギャップを埋めるための段階的な戦略を示しています。
このジャーニーでHRが果たす重要な役割を強調するため、IBMはビジネスの新しい戦略的課題を指揮する必要がある人事および人材の専門家のための世界初のグローバル開発アカデミーであるJosh Bersin Academyと協力しています。アカデミーはまもなく、IBMの専門家からの意見を基に作成された最新のプログラム”HR in the Age of AI”を開始します。このプログラムは、HRチームがAIを使用して企業全体、HR機能、および個々のスキル開発のレベルで作業方法を変換する方法に焦点を当てています。