金融&IT業界の情報サイト
 
 
 
写真レポート >> 記事詳細

2020/11/10

【山形県産業労働部/山形放送】山形県若者創業応援プロジェクト事業、山形県内の中高生向け起業家マインド醸成プログラム「やまがたイノベーションプログラム2020決勝大会」を開催!

| by:サイト管理者

 2020年10月31日(土)、山形県産業労働部山形放送(YBC)は、山形メディアタワーにおいて、山形県若者創業応援プロジェクト事業(YAMAGATAビジネスアイディア博(BIEXPO) × 山形大学 EDGE-NEXT)の一環として山形県内の中高生向け起業家マインド醸成プログラム「やまがたイノベーションプログラム2020決勝大会」を開催した。



 「やまがたイノベーションプログラム2020決勝大会」は、山形大学 EDGE-NEXT人材育成プログラムのノウハウを活かした中高生向け起業家マインド醸成プログラム。実施責任者に小野寺 忠司氏(山形大学 教授、国際事業化研究センター長、有機材料システム事業創出センター長)、メイン講師に戸田 達昭氏(山形大学 客員准教授、シナプテック 代表取締役、元中央教育審議会委員)を迎え、オリエンテーション、ビジネスプラン策定への基礎・基本レクチャー、ワークショップを実施。この日は、予選会を経て決勝に進出した10チーム(27名)による本選(ビジネスプラン発表)が行われた。



 開会挨拶は、木村 和浩氏(山形県産業労働部 部長)が登壇。お礼の言葉と共に、吉村 美栄子氏(山形県知事)からのメッセージを代読。コロナによる影響や社会経済状況が大きく変化する中、これからは既成概念に捉われない柔軟な発想、創意工夫、果敢な挑戦、明確なビジョンが必要だとし、山形県の産業の活力を生み出す新たな担い手が育って欲しいと期待の言葉が伝えられた。今回の山形県若者創業応援プロジェクト事業の一環を通じて地域の課題に興味・関心を持ち、ここで経験したことや出来た仲間を大切にし、大いに活躍して欲しいとした。



 続いて、板垣 正義氏(山形放送 代表取締役 社長)が登壇。参加した学生や関係者への感謝の言葉と共に、これまで磨いてきたアイデアの発表を通じて、最後までどん欲に学んで欲しいとした。若い皆さんが考えたアイデアが地域を活性化させる一助となり、今回のプログラムでの取組みを通じて、未来の山形の担い手として活躍して欲しいと期待の言葉を述べた。





 メイン講師の戸田 達昭氏(山形大学 客員准教授、シナプテック 代表取締役、元中央教育審議会委員)の進行で最終プレゼンがスタート。各チーム15分(発表、質疑)で10チームが登壇した。

 審査委員は、玉手 英利氏(山形大学 学長 理学博士)、武藤 寿彦氏(東北経済産業局 地域経済部長)、木村 和浩氏(山形県産業労働部 部長)、片桐 寛英氏(山形県教育庁 教育次長)、齊藤 繁也氏(山形放送 常務取締役営業局長)の5名が務めた。




 山形城北高等学校(高2)「PURE ~山形の特産物を使ったコスメを生み出そう」

 東桜学館中学校(中3)「Envision ~学生コーチング」




 米沢東高等学校(高2)「ミールストリート ~高校生による商店街再建システム」

 新庄東高等学校(高1)「わらすこ横丁 ~商店街リフォーム改革による地域活性化を目指す」




 米沢東高等学校(高2)「なげっぺ ~ポイ捨てをなくすためのゴミ箱と連携したアプリ」

 新庄東高等学校(高2)「殺処分ゼロへ ~One picture rescues One life」




 山形大学附属中学校(中1)「Feel free - 布マスク ~布マスクのクリーニングサービス及び家族同士のつながり支援サービス」

 鶴岡南高等学校(高2)「#庄内Raiseプロジェクト ~庄内を離れてしまった人に郷土料理を食べてもらい、食文化を守る」




 酒田光陵高等学校(高3)「FUROSHIKI ~海洋プラスチックごみを減らして海を守る」

 米沢興譲館高等学校(高1)「もう一度学校に行こう! ~廃校を利用した学習室の提供」



 プレゼン審査中の時間には、猪井 隆之氏(山形大学 国際事業化研究センター プロデューサー)より、本選(ビジネスプラン発表)とは別に、この後に予定しているワークショップを通じたチャンスとして2つの賞について紹介。

 「コロンビアビジネススクール(Venture For All)世界大会」について、菅生 達仁氏(ライズベース 代表取締役)より解説。続いて、「ビジネスデザイン発見&発表会の全国大会」について、明神 浩氏(一般社団法人テレコムサービス協会 企画部長、ICTビジネス研究会 事務局長、電気通信サービス向上推進協議会 事務局長)より説明が行われた。



 審査結果の発表が行われた。協賛企業として、竹下 泰平氏(NECパーソナルコンピュータ 執行役員 生産事業部長)、菅 聡氏(JPD 代表取締役)、マンジョット ベディ氏(next is east CEO Executive Creative Director)、鈴木 隆一氏(でん六 代表取締役 社長)、並木 彰宏氏(シベール 常務取締役)より、各賞授与が行われた。



 <最優秀賞>
 米沢東高等学校(高2)「なげっぺ ~ポイ捨てをなくすためのゴミ箱と連携したアプリ」



 <優秀賞>
 東桜学館中学校(中3)「Envision ~学生コーチング」

 <努力賞>
 鶴岡南高等学校(高2)「#庄内Raiseプロジェクト ~庄内を離れてしまった人に郷土料理を食べてもらい、食文化を守る」



 <特別賞:でん六賞>
 酒田光陵高等学校(高3)「FUROSHIKI ~海洋プラスチックごみを減らして海を守る」

 <特別賞:シベール賞>
 米沢東高等学校(高2)「ミールストリート ~高校生による商店街再建システム」

 <特別賞:山形大学学長賞>
 新庄東高等学校(高1)「わらすこ横丁 ~商店街リフォーム改革による地域活性化を目指す」



 <特別賞:山形大学 国際事業化研究センター長賞>
 新庄東高等学校(高2)「殺処分ゼロへ ~One picture rescues One life」

 <特別賞:山形県 産業労働部長賞>
 山形大学附属中学校(中1)「Feel free - 布マスク ~布マスクのクリーニングサービス及び家族同士のつながり支援サービス」

 <特別賞:山形県 教育次長賞>
 米沢興譲館高等学校(高1)「もう一度学校に行こう! ~廃校を利用した学習室の提供」



 <特別賞:マンジョット氏、戸田氏、最後までつき合うで賞>
 山形城北高等学校(高2)「PURE ~山形の特産物を使ったコスメを生み出そう」



 「コロンビアビジネススクール(Venture For All)世界大会」挑戦権、「ビジネスデザイン発見&発表会の全国大会」挑戦権・出場権の受賞チームが発表された。



 講評は、審査委員長の玉手 英利氏(山形大学 学長 理学博士)が登壇。各受賞へのお祝いの言葉と共に異なる様々なアイデアに対して、視点を絞れば、さらに挑戦する価値があるということを示しているとした。ニーズをしっかり把握してデータに基づいて計画を立てる論理的な調査分析能力に加え、人の心に働きかける山形への熱い想い、パッションを持って挑戦して欲しいと更なる発展を期待していると語った。

 閉会の挨拶は、プログラム実施責任者の小野寺 忠司氏(山形大学 教授、国際事業化研究センター長、有機材料システム事業創出センター長)が登壇。関係者へのお礼の言葉と共に、この後に予定しているワークショップに向けて今日がスタートであり、実装に向けて、いかに事業化までアイデアをブラッシュアップしていくかが重要だとし、これからのチャレンジの機会に向けてエールの言葉を送り、締めくくった。




 最後に、全員で記念撮影。今回の開催趣旨は「激変する環境の中、豊かな発想で自ら事を興すことが必要な時代において、新しい挑戦を行う人材、将来を担う若い人材の育成は重要な取組み」としている。経験したことや仲間と共に、大いに活躍していくことに期待し、今後の展開に注目したい。



当日の「やまがたイノベーションプログラム2020決勝大会」の様子はYouTubeで配信中。興味のある方は、ぜひ視聴されたい。


(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




07:13 | 写真:金融・IT業界向け




 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.