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2021/12/03

【静岡銀行】「情報系システム」のクラウド活用に着手~デジタルテクノロジーを活用し、より利便性の高い金融サービスの提供をめざす~

| by:ウェブ管理者
静岡銀行(頭取 柴田 久)では、本年 1 月に稼働した「次世代勘定系システム」のオープン化に続き、パブリッククラウド活用による「情報系システム」の構築に着手しましたので、その概要をご案内します。

1.稼働予定時期 2022 年 10 月

2.パブリッククラウド活用による「情報系システム」刷新の背景、目的
〇金融機関が将来を展望した成長戦略を展開するためには、より先進的な金融システムを実現することが重要であり、とくに経営基盤の要となる基幹系システムについては、柔軟性と生産性を実現できるシステムに進化させていく必要があります。
〇静岡銀行では、本年1月にオープン系技術を採用した「次世代勘定系システム」を稼働し、システム構成をシンプル化(業務機能単位の部品化、プログラム処理のパラメータ化)したことで、機能追加時におけるスピードアップを実現するなど、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するうえでの土台を築きました。
〇今回は、情報基盤としての重要インフラである「情報系システム」の刷新に取り組み、より高度な情報の利活用をめざして、データの活用や分析を行うためのプラットフォームを構築することとなりました。

3.「情報系システム」の構築方針について
〇本プラットフォームでは、将来的なデータの量と質の変化に対応するために、拡張性と柔軟性の高いパブリッククラウドをインフラとして活用し、行内データのみならず、外部データや非構造データも一元管理できるデータレイクやビッグデータを分析するためのツールを導入します。
〇また、データの利活用による業務の効率化や可視化をはじめ、営業体制の変革・営業チャネルの拡充に取り組むほか、データ分析に基づいたお客さまのニーズにマッチした先進的で付加価値の高い商品・サービスをスピーディかつ適切なタイミングで提供することをめざします。
〇将来的には、蓄積されたデータをもとにした AI や機械学習の活用によるさらなる業務の効率化や新
商品の開発に取り組むとともに、お客さまへのデータ還元機能の拡充を図ります。
〇静岡銀行グループでは、データ分析・活用プラットフォームの実現とあわせ、外部コンサルティング会社と連携して、高度な情報利活用ができる人財(データサイエンティスト)の育成に取り組むことで、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を加速させていきます。


原文はこちら
https://www.shizuokabank.co.jp/pdf.php?id=4932

15:00 | 金融:銀行
 

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