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2020/09/17

【商工組合中央金庫】地域金融機関と協調し、さばみりん干し等の水産加工品を製造する冨士物産株式会社様に対して、総額5億円のシンジケートローンを組成

| by:ウェブ管理者
商工中金は、シンジケートローンなどの取り組みを通じて、地域金融機関と連携し、中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展に貢献しています。

商工中金(下関支店)は、冨士物産株式会社様(本社:山口県下関市、代表者:大嶋 伸太郎様)に対し、総額5 億円のシンジケートローンを組成しました。本シンジケートローンは、商工中金がアレンジャーを、西中国信用金庫がコ・アレンジャーを務め、西京銀行、山口銀行が参加しており、地域金融機関との協調により、その組成が実現したものです。

同社は、さばやあじ等の水産物加工業者です。県内の保税倉庫に加え、長崎県にも工場兼倉庫を構え、獲れたての鮮度と美味しさを保持するため、徹底した温度管理の下で原材料の解凍から加工、出荷を行い、全国の大手小売業者に販売しています。

今回、同社は、本シンジケートローンにより調達した資金を原材料の仕入れ枠として機動的に活用し、鮮度が高く脂の乗った良質のさば等を一括購入することで、生産体制の安定化を図っていきます。
商工中金は、同社の課題やニーズを共有するVレポート(※)を活用した綿密な事業性評価を実施し、全行が同社の資金繰り状況を共有、協調して資金支援を行いました。また、山口銀行は、生産ライン等のコンサルティング業者を紹介し、商工中金は、よろず支援センターを活用した経営支援サポートを行うなど、各行が強みを活かし、同社をサポートしています。

商工中金は、地域金融機関と連携してお取引先の課題解決に繋がる財務構造改革を支援しつつ、本業支援を行うことで、中小企業の企業価値向上を図り、地域経済の発展に貢献していきます。
(※)お客さまとの信頼関係を深め、課題やニーズを共有し、企業価値を高めるために作成する事業性評価のツール。


原文はこちら
https://www.shokochukin.co.jp/assets/pdf/nr_200917_01.pdf

15:06 | 金融:銀行
 

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