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2020/09/17

【新生銀行】事業承継を目的としたワールド開発工業株式会社の全株式取得に関する株式譲渡契約の締結について~新生事業承継株式会社の第 1 号投資案件~

| by:ウェブ管理者
株式会社新生銀行(東京都中央区、代表取締役社長 工藤 英之)の、事業承継支援を目的とする投資専門子会社である新生事業承継株式会社(東京都中央区、代表取締役 塚越 公志)は、第 1 号投資案件として、株式会社アクティオ(東京都中央区、代表取締役会長兼 CEO 小沼光雄)と共同で、ワールド開発工業株式会社(長野県長野市、代表取締役社長 原田七朗、以下「WKK」)の創業者が保有する同社発行済み株式の全部を譲り受けることについて、2020 年 9 月 14 日付で株式譲渡契約を締結しました。

WKK は、創業以来 50 年以上にわたり、日本国内はもとより、アジア・アフリカ・大洋州など世界 20 カ国以上で ODA案件を主とする道路工事業を展開してきました。優れた技術力とアジアトップクラスの重機保有台数を背景に、様々な現場環境において機動的な対応を行うことで、業容を拡大しています。今後、日本国内においても社会インフラの老朽化は喫緊の課題であり、道路の維持修繕工事に対する需要は一層高まることが見込まれます。

WKK では、創業者の後継者育成を長年の経営課題としていました。このたび、創業者から全株式を譲り受けることにより、新生事業承継が組織的経営体制への移行を支援し、またアクティオが建設機械レンタル事業で培ったノウハウをもとに事業面でのサポートを行うことで、WKK の円滑な事業継承を遂行できると判断し、本契約締結に至りました。今後は、新生事業承継とアクティオが共同で、WKK の更なる企業価値向上を図っていきます。

新生銀行グループは、事業承継に関する社会的ニーズの高まりを背景に、グループの総合力を活用し、事業承継から廃業支援まで、多種多様な経営者のお悩みに寄り添いお応えできるよう体制を整えてきました。また、2019 年 10 月に事業承継に係る銀行等の議決権保有制限(いわゆる 5%ルール)が緩和されたことに伴い、事業承継支援を目的とする投資専門子会社として、2020 年 3 月に新生事業承継を設立しました。

新生事業承継は、これまで新生銀行グループで培ってきたノウハウや外部パートナーとのネットワークを生かし、後継
者不足などの経営課題を抱える中堅・中小企業に対し、資金提供や経営支援などを機動的に行うことで、事業の円滑な承継を支援していきます。


原文はこちら
https://pdf.irpocket.com/C8303/wVz1/cvRQ/EDrU.pdf

15:04 | 金融:銀行
 

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