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2019/09/24

【Waves Platform AG】Waves Platformが自律制御型の金融システムへの移行を発表

| by:ウェブ管理者
■ブロックチェーン業界では初めて、コアプロトコルではなく、コミュニティの決定によってブロック報酬、そしてコインの全体供給量が決定されるように。

Wavesは最新のプロトコルバージョンであるNode 1.1をリリースしました。このバージョンには、現在のトランザクション手数料に加え、ブロック生成報酬のメカニズムが含まれています。これまで、WAVESの総供給量は1億WAVESに制限されていましたが、今後は生成されるブロック毎に5 WAVESが供給量に追加されます。このブロック生成報酬は、10万ブロック (約70日) 毎に行われる、ネットワーク参加者による投票プロセスを通じて決定されます。ブロック生成報酬の数量は、各期間において、0.5 WAVESの幅で増減、または据え置かれます。

プルーフ・オブ・ステークを採用するブロックチェーンにおいて、一般的に金融(マネタリー)システムはプロトコルにハードコードされている中で、Wavesの新しいガバナンスモデルは革新的です。Wavesを含む、多くのプラットフォームは、投票機能によって、マイナーが新しい機能の実装に対して自らの意思を表明することを既に許容しています。また、マイナーやノードがネットワークにおける特定のパラメータの変更について、投票を行うケースも既に存在します。しかし、コミュニティが金融(マネタリー)ポリシーを完全に制御することを実験したプラットフォームはこれまで存在しませんでした。今回の変更においては、報酬量は一定のスピードで変化するので、ステークホルダーはトークン供給量の変化について、一定の予測可能性が確保できます。今回、実装されるモデルにおいては、それぞれのマイナーが金融(マネタリー)ポリシーにおける希望を表明することができるという利点があり、最終的な決定は、マイナーのステーキング量を考慮して計算された投票数によって成されます。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000043068.html

15:14 | IT:一般
 

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