金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2018/11/12

【金融庁】「FIN/SUM 2018」議事要旨を公表

| by:ウェブ管理者
1.日時:平成30年9月27日(木)9時10分~17時35分

2.場所:丸ビルホール

3.議事内容:

平成30年9月27日(木)、丸ビルホール(東京・丸の内)において、フィンテック(金融とテクノロジーの融合)をテーマとしたグローバル・イベント「フィンテック・サミット2018(副題:FinTech2018 - Into the New Era)」(金融庁主催)が開催されました。本イベントは、9月25日(火)~28日(金)の4日間に亘り金融庁・日本経済新聞社の共催で開催した「フィンサム2018&レグサム(FIN/SUM 2018 × REG/SUM)」の一環として、シンポジウムの形式で開催したものです。

本年の「フィンサム2018&レグサム(FIN/SUM 2018 × REG/SUM)」は、昨年9月に開催した「フィンサム・ウィーク(金融庁・日本経済新聞社等共催)」及び同年12月開催の「レグサム(レグテック・サミット)」を融合させたもので、メイン会場である丸ビルのほか近隣の6会場を使用し、シンポジウム、ワークショップ、ピッチラン、サンドボックスアイデアソン、展示など多彩なコンテンツによって、フィンテックに関する幅広いテーマに関して貴重な議論が行われました。(本イベントの概要等については、公式ウェブサイト(http://finsum.jp/)を参照)

【開会のご挨拶】

 シンポジウムの冒頭、越智隆雄内閣府副大臣より開会のご挨拶がありました。副大臣は、開会に当たり金融庁を代表して、登壇者、来場者等に向けて御礼を述べました。

また、今年のフィンテック・サミットの副題である「FinTech 2018-Into the New Era」の趣旨についてご説明し、金融セクターは、フィンテックにより新たな時代を迎えようとしていること、「金融育成庁」として、より一層、フィンテックがもたらすイノベーションの動きを推進・加速させていくという強い思いが込められていることを強調しました。

金融庁が9月26日付で公表した金融行政の方針については、こうした変革期における金融サービスの向上の必要性を強く打ち出した内容であることに触れられ、同方針では、具体的に金融庁が取り組んでいく「金融デジタライゼーション戦略」の11の施策が打ち出されていることをご説明しました。そして戦略の中の柱の一つとして、金融庁内の様々な部署から選出された職員から構成される「FinTech Innovation Hub」の設置に関してのご説明があり、主要なメンバーを壇上に上げイベントの参加者へ紹介されました。

同ハブのメンバーは規制・監督と一線を画して、多くのベンチャー企業等と交流を図り、また意見交換を通じて、そこから得た知見を規制や監督の向上、そしてフィンテックを含む金融セクターの育成に繋げていく方針を述べました。

金融庁のフィンテック・ネットワークが、今回のフィンテック・サミットを通じて、グローバルに拡大していく中、副大臣からも、多方面に亘る優れた専門家が集まり、更なるネットワークの拡大が期待される旨を述べました。


原文はこちら
https://www.fsa.go.jp/singi/finsum2018/finsum2018.html

15:10 | 金融:行政・取引所・団体
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.