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2018/10/18

【三菱UFJ信託銀行他】ファイナンシャル・ジェロントロジーに関する知識普及のための新組織設立に向けた共同研究会の発足について

| by:ウェブ管理者
慶應義塾大学(塾長:長谷山彰)、野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループ CEO:永井浩二、以下「野村ホールディングス」)および三菱 UFJ 信託銀行株式会社(取締役社長:池谷幹男、以下「三菱 UFJ 信託銀行」)は、ファイナンシャル・ジェロントロジー(金融老年学)の一般社会における知識普及およびその知見を金融サービス等に応用できる人材の育成を目指す一般社団法人の設立に向けた共同研究会を立ち上げました。
急激な少子高齢化・長寿化が進むなか、これからの日本にとっては、豊かな老後のために個人の金融資産を形成し、管理していくことが非常に重要な課題と考えられています。またそのためには、高齢化・加齢に伴う身体機能や認知機能の変化を理解し、資産管理に生かしていくことも必要になってきます。
野村ホールディングスおよび三菱 UFJ 信託銀行は、それぞれ慶應義塾大学とこの課題の理解・解決に向けて研究を進めてきましたが、社会の要請に応えるべく、これまでの研究成果をベースとしてファイナンシャル・ジェロントロジーの知識を広く一般に普及させ、高齢者の資産管理に関する提案の質を上げていくために、来年(2019 年)4 月の新組織設立を目指します。この課題に真摯に向き合い、ファイナンシャル・ジェロントロジーに関する知識の習得・拡大を目指す金融機関の賛同を広く求めていきたいと考えています。
新組織ではまず、慶應義塾大学および野村ホールディングスがこれまで開発してきた研修をベースとして、三菱 UFJ 信託銀行による共同研究などの知見も盛り込みながら、慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターの駒村康平センター長・経済学部教授、三村將医学部教授など、この分野をリードする研究者のサポートを得て、金融機関担当者向けの研修を早期に開発し、参加金融機関に対して提供していく予定です。
またその後、研修を受け十分にファイナンシャル・ジェロントロジーに関する知識を持ったと考えられる担当者を対象として、資格の認定を行うことを検討しています。
慶應義塾大学、野村ホールディングスおよび三菱 UFJ 信託銀行の三者は、この課題に共同で取り
組み、引き続き日本の金融業界のサービス向上に寄与していきます。


原文はこちら
https://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_mutb/181018_1.pdf

15:05 | 金融:銀行
 

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