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2018/10/11

【マネックス証券】マネラップ2周年!村田諒太選手と松本大が特別対談

| by:ウェブ管理者
マネックス証券とマネックス・セゾン・バンガード投資顧問が提供しているロボ・アドバイザーを活用した個人向け投資一任運用(ラップ)サービス「マネラップ(MSV LIFE)」が、多くのお客様にご愛顧いただき、このたび2周年を迎えました。
2周年を記念し、スポンサー契約を結んでいるボクシング WBA世界ミドル級王者村田諒太選手と松本大がお金との付き合い方について対談を行いました。

ボクシングでは世界を制覇した村田選手ですが、投資に関してはビギナー。
投資のプロ・松本大と何を語ったのでしょうか?

■ROUND1 「人生を戦うためにはパートナーがいる」
村田:我々アスリートですと、稼ぐ時期、稼げる時期が非常に限られていて短期間なので、その時に稼いだお金をどう扱うかということが重要なことだと思っています。僕自身も最近になって、やっと少し運用を始めました。ただ、何が我々アスリートにとって心配かというと競技に集中できなくなることなんです。

松本:そうですよね。

村田:ですので、いいパートナーがいてくれて、信頼できる人、会社に預け、運用に関する心配はしなくて済むような、そういうパートナーが必要なのかなとは思います。

松本:そうですね。資本主義経済は、世界中ですごい勢いで伸びてきたのですが、やはり、全部分業だと思うんですね。元々は、自分で食べ物を作り、自分で消費していたんです。それが、得意なものを作り、市場に行って、お互いに得意なものを取り換える、物々交換になりました。次に貨幣ができると得意なものを貨幣に換えてどこか違うところに持って行き、自分が作れないものを買うと。だんだん分業の幅が広がっていって、それによって経済は発展してきたんだと思います。だから投資というのは、そういう意味ですごい分業の形だと考えると面白いです。今お話されたようなパートナーというのはそのとおりで、私は運動が全然ダメなのですが、逆に村田さんは、資産運用は専門分野ではないのでわかりにくいのだと思います。そこを分業するというのがひとつの形なのかなと思いますね。

村田:そうですね。

■ROUND2 「村田諒太、投資へのイメージをKOされる!?」
村田:やはり資産運用、つまりお金を増やすとなると、がめついイメージがあるのですが......。

松本:健康でいられることが一番重要なんだと思うのですが、お金もやっぱり重要であるし、資産ってやり方によっては、といいますか、やり方間違えると無くなってしまうんです。例えば、日本とアメリカ比べても、過去20年で日本の金融資産は1.4倍位しか増えていないのですが、アメリカは3.5倍位まで増えています。運用と経済発展っていうのは表裏一体であって、運用されると経済も発展するし、経済が発展すると運用の成績も上がるんだと思います。

村田:流れが良くなるということですか?

松本:そうですね。そうすると結果として社会も良くなるし、自分のお金も増えて、家族も守れるといういい循環になります。そういう形につながるような、リスクを抑えた、自分や家族、社会を守ったり、応援していったりするような資産運用というものをしっかり考えていきたいなと思っています。

村田:確かに今お話を伺っていて思ったのが、例えば「こういう面白い会社があって、そこに少し投資してみて、一緒に育てていこう」という風な気持ちになれれば、マイナスなイメージではなくて、むしろポジティブな社会貢献の一環として捉えられるのかなとも思いましたし、そう考えると俄然興味は湧いてきますね。

■ROUND3 「資産も、トレーニングも適切な量で」
松本:金融って、実は量がすごい重要だと思うんですよ。運用やマーケットというと、上がるか下がるかという向きのことを皆さん重要なものと考える傾向が強いんですが、私は実は金融や運用で一番重要なことは向きではなく、額、サイズだと思っているんですよ。ご自身の持っているその資産に対して、どれだけのパーセンテージ、どれだけの量を運用資産に回すか見極めないといけない。元々の自分の資産に対してあまりにも大きい額を運用に回すと、マーケットが沈んだ時にやっぱり痛みが大きくて、本末転倒になって守りたいものが守れなくなってしまう。一方でご自身の資産に対して運用の額が小さすぎると、先ほど言った日本とアメリカの違いみたいに、しっかりと運用している国では3倍とか5倍までどんどん資産が増えているのに、2倍にもならなくて、全体を比べると損をしてしまうんです。小さすぎてもいけないし、大きすぎてもいけなくて、適度な量を運用に回す、ということが重要なんだと思いますね。

村田:バランスが大切ということですか?

松本:バランスと量。実際のご自身の全体のキャパシティに対する量です。それを適切にするからこそ続けられるんですよね。私は運動ができないのでよくわからないのですが、おそらくその練習や試合の頻度も、少なすぎたら先へ行けないし、でもやりすぎると潰れちゃうって、ありますよね。

村田:例えば昔のボクサーですと、30歳までやっているボクサーなんていなかったですね。今、ボクサーは35歳くらいまでやっていたりするのはおっしゃるように量ですね。今は年間2試合とか3試合に抑えていますが、昔のボクサーは4試合5試合やっていて、量を取って壊れてしまうのが多かったです。やればいいっていうものじゃないですし、適度な、というか適切なトレーニングというのが、やっぱり大事なことですね。

■ROUND4 「村田諒太のセコンドに、松本大?!」
村田:ボクシングにセコンドというのがあるのですが、まあパートナーと同じようなもので、指示を出してくれるのですが、仮に資産運用で松本さんが僕のセコンドについてくれるとしたら、どういったご指示になるのでしょうか。

松本:やはり適切な量と、何の目的で運用するのか、それは一年後のためのお金なのか、30年後のためのものなのか、単に増やしたいのか、生活のために、毎年、毎月使えるお金が欲しいのか、そういう目的をしっかり伺います。あとは先ほどから申し上げているように、量がすごく大切なので、全体いくらあるのかも。それをしっかり分かるようにお話を伺うというのがまず最初のステップになるかと思います。

村田:わかりました。では今度通帳を持ってご連絡します。宜しくお願いします!

松本:お待ちしています!宜しくお願いします。


原文はこちら
https://info.monex.co.jp/news/2018/20181011_01.html

15:04 | 金融:証券
 

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