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2018/07/11

【マネーフォワード】マネーフォワード、新グループ会社にて”AI融資審査モデル”の開発に着手

| by:ウェブ管理者
会計・請求書データを活用した新たな融資サービスで、中小企業の資金繰りをサポート

株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介、以下「当社」)は、新グループ会社「マネーフォワードファイン株式会社」(ファイン(Fine)は、Finance + Engineeringの略称)※1を通じて、”AI融資審査モデル”の開発に着手いたします。
 ”AI融資審査モデル”は、ビジネス向けクラウドサービス『MFクラウドシリーズ』の会計・請求書などのデータとAI技術を活用した融資審査モデルです。従来の融資審査モデルよりも多様なデータを活用することで、さらに多くの中小企業に対する融資機会の創出、迅速で手間や時間がかからない融資の実現を目指しています。
 また、開発した”AI融資審査モデル”を活用し、2019年春頃よりオンライン融資サービスを試験的に提供する予定のほか、融資機会の創出を目指して金融機関との積極的な協業を進めて参ります。

■ “AI融資審査モデル”開発の背景
 従来の融資モデルは、中小企業にとって「融資審査までに時間がかかる」「必要なタイミングで融資が受けられない」「膨大な量の資料を準備する必要がある」「店頭に何度も訪問する必要がある」「創業間もない企業は審査に通りづらい」などのカスタマーペインが存在しています。
 当社は2017年1月より、資金調達サービス『MFクラウドファイナンス』を提供してまいりました。同サービスは、ビジネス向けクラウドサービス『MFクラウドシリーズ』ユーザーが、会計・請求書データをもとにした金融機関による融資審査を経て、資金調達を実施するためのプラットフォームです。
 このたび、従来の融資審査モデルよりも多様なデータを活用することで、さらに多くの『MFクラウドシリーズ』ユーザーに対する融資機会の創出、迅速で手間や時間がかからない融資手続きの実現に向け、”AI融資審査モデル”の開発を決定いたしました。

当社は将来的に、『MFクラウドシリーズ』内における「経営分析や資金繰りシミュレーションに基づく資金調達提案」「借入可能額の常時表示」などを実現し、中小企業や個人事業主にとって、これまでにない新しい融資のユーザー体験の提供を目指してまいります。また、”AI融資審査モデル”の構築とそれをもとにしたビジネス展開を通じて、成長戦略の一つである「データ活用による高付加価値化」をさらに加速してまいります。

■”AI融資審査モデル”の中小企業・個人事業主向け融資への応用
(1)オンライン融資サービス(試行サービス)
新グループ会社を通じて、”AI融資審査モデル”の精度を向上し、オンライン融資サービスを試験的に開始いたします。
開始時期:2019年春頃(予定)
目的:申込から融資までのスムーズなオペレーション構築
特長:
・申込から借入までをオンラインで完結
・迅速な少額、短期、無担保融資を実現

(2)金融機関との協業によるオンライン融資サービス(予定)※2
試行サービスを通じて融資審査モデルやオペレーションを確立し、融資機会の創出を目指して地方金融機関などとの協業を目指しています。現在金融機関では、融資の審査に時間やコストがかかるため、一定規模以下の中小企業や個人事業主向けの少額・短期・無担保融資を直接行いにくい実態があります。当社は、新グループ会社を通じて、従来のサービスでは融資機会がなかったような事業者の資金ニーズを満たすとともに、金融機関によるさらなる融資機会の創出を目指し、協業の可能性を検討してまいります。


原文はこちら
https://corp.moneyforward.com/news/release/service/20180711-mf-press/

15:01 | IT:一般
 

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