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2018/07/03

【大和企業投資】「DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合」設立のお知らせ

| by:ウェブ管理者
大和企業投資株式会社(以下「当社」)は、国内ベンチャー企業を主な投資対象とするファンド「DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」)を、2018 年 7 月 1 日付で設立いたしましたのでお知らせいたします。

1. 趣旨
 当社は、大和証券グループのベンチャーキャピタルとして 1982 年に創業し、これまでに 70 本超(約 3,400 億円)のファンドを運用し、投資先 600 社超が国内外で IPO を果たしました。
 現在の日本は少子高齢化の急速な進展や大都市圏への人口集中などにより様々な課題を抱えています。他方、情報通信や AI、ロボティクス、ブロックチェーンなど様々な分野における技術革新は目覚ましく、第四次産業革命と呼ばれるほど多くの産業に革命的な影響を与え始めています。
 このような社会の大きな変革期は、ベンチャー企業にとって新しい産業・事業・サービスを生み出し、大いに活躍できるチャンスであると考えられます。
 以上の環境を踏まえ、当社は主に国内で活動するベンチャー企業の活躍をサポートすべく、当ファンドを設立しました。なお、当ファンドは 2018 年 12 月末日を最終クロージングとして、広く出資者を募り最終的には 100 億円程度の規模となる予定です。
 当ファンドでは、エクイティ出資を行うとともに様々な支援を行うことで投資先企業の価値向上を目指していきます。
 当ファンドの投資活動においては以下の2点を重点戦略として取り組んでいきます。

① ベンチャー企業と大企業の連携
大企業の間では既存事業の強化や新規事業開拓において、これまでの自前主義から外部のベンチャー企業の技術を取り込む「オープン・イノベーション」の動きが急速に広がっており、有望なベンチャー企業と連携することが急務となっています。一方、ベンチャー企業にとって、大企業のリソースを有効活用することは事業の成功スピードをあげ、その成功確率を高める事に繋がります。
当ファンドでは、当ファンドの出資者を中心に大企業と投資先ベンチャー企業の連携を進めることで投資先企業の価値向上を目指します。

② 地方発ベンチャーの育成、地域社会活性化への貢献ベンチャー企業育成の動きは首都圏のみならず、全国に広がっています。
当ファンドでは、地域社会に存在するユニークなベンチャー企業を発掘するとともに、ベンチャー企業の製品・サービスを活用して地域経済の活性化に貢献することを目指します。このために地域金融機関との連携も強めていく方針です。

 これらの戦略を実現すべく、当社は自社の 30 年超にわたる投資活動によって培ったノウハウ・ネットワークをフル活用することは当然として、大和証券グループの経営資源を最大限活用することで上記戦略を実現し、当ファンドの運用成績の向上に務めるとともに、社会に貢献し世界に通用するベンチャー企業の発掘、育成に努めてまいります。

当社は、投資活動を通じて、新産業の創出、経済活性化の好循環の一端を担えるよう、今後とも事業に邁進していく所存であります。


原文はこちら
http://www.daiwa-grp.jp/data/attach/2519_88_20180703a.pdf

15:08 | 金融:証券
 

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