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2018/02/20

【三菱UFJ信託銀行】ファイナンシャル・ジェロントロジーの共同研究の開始について

| by:ウェブ管理者
慶應義塾大学(塾長 長谷山 彰)および三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 池谷 幹男)は、長寿社会における資産承継および資産運用・資産管理に関するファイナンシャル・ジェロントロジー(金融老年学)の共同研究を 2018 年 3 月より開始いたします。

(※)ファイナンシャル・ジェロントロジー(金融老年学)は、加齢に伴う身体能力や認知能力の変化が経済・金融行動にどのような影響を与えるかを研究する学問領域です。

慶應義塾大学は、2016 年に「経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター」を設立し、長寿や加齢が社会や経済にもたらす影響について経済学や医学などの分野を横断して研究活動を行っております。今回の共同研究開始により、従来の資産運用・資産管理の領域に加え、資産承継の領域についても外部機関との連携強化を図ることで、ファイナンシャル・ジェロントロジー研究をさらに進めてまいります。

三菱UFJ信託銀行は、信託の仕組みを活かして長寿社会の課題を解決することを目指し、「遺言信託」や「ずっと安心信託」、「解約制限付信託(みらいのまもり)」など、多くのご高齢者が悩みを抱えている資産の承継・運用・管理に資する商品・サービスの提供に注力してまいりました。

現在、日本の少子高齢化は急激に進行し、「人生 100 年時代」の到来も予想されております。このような状況下、ご高齢者の悩みを解決するだけでなく、長い人生をより豊かに過ごすための商品・サービスを提供するには、ファイナンシャル・ジェロントロジーの知見を活用することが重要な鍵となると考え、本領域の先駆者である慶應義塾大学との共同研究の開始を決定したものです。

今後、三菱UFJ信託銀行は本研究の成果を活かして、認知能力などのお客さまの状況に応じて商品・サービスを提案できる社員の育成に注力してまいります。また、2018 年 4 月よりファイナンシャル・ジェロントロジーに関する寄付講座を慶應義塾大学に開講し、同講座を受講する学生を通じて本研究の成果を社会に還元してまいります。

慶應義塾大学および三菱UFJ信託銀行は、少子高齢化に伴い発生する日本の社会的課題の解決に資する取り組みを行うことで、ご高齢者およびそのご家族の豊かな生活の実現に貢献してまいります。


原文はこちら
http://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_mutb/180220_1.pdf

17:10 | 金融:銀行
 

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