金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2021/06/02

【三井住友海上あいおい生命】アジア開発銀行が発行するジェンダー・ボンドへの投資について(アジア・太平洋地域におけるジェンダーの平等および女性の活躍を推進)

| by:ウェブ管理者
MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上あいおい生命保険株式会社(社長:加治 資朗)は、このたびアジア開発銀行((以下、「ADB」))が発行するジェンダー・ボンドへ投資しました(2021年6月2日付)。
ジェンダー・ボンドは、ADBによる、ジェンダーの平等と女性のリーダーシップ促進に資するプロジェクトを支援するために発行されます。アジア・太平洋地域におけるジェンダーの平等は、ADBが公表しているストラテジー2030※1に定められた7つの優先課題のうちの一つであり、国連の定義する17の持続可能な開発目標(SDGs)のうち、目標5(ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る)と整合します。本債券の資金使途は、下記の5つの目的のために使用される予定です。

1.女性の経済的権利の拡大
2.人間開発におけるジェンダーの平等の推進
3.意思決定への参加とリーダーシップにおけるジェンダーの平等の推進
4.女性の時間的貧困の削減
5.外的ショック(災害、金融危機等)に対する女性の強靭性向上

ADBは、ジェンダーの目標について、2030年までに、ADBが合意したプロジェクト件数の少なくと
も75%においてジェンダーの平等を促進することにコミットしています。

<投資概要>
発行体 アジア開発銀行(Asian Development Bank)
投資額 30 百万カナダドル(約 27 億円相当 1CAD=90.09 円換算)
投資年限 10 年(2031 年償還)
格付け Moody’s:Aaa Standard & Poor’s: AAA Fitch:AAA

今回の投資は、当社が持続可能な社会の形成に寄与し、社会貢献事業への支援を果たすものです。2016年度より継続的にESG投資を行っており、昨年度は米州開発銀行の発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド(新型コロナウィルスへの対処)」へ投資しております。
MS&ADインシュアランス グループは、「グローバルな保険・金融サービス事業を通じて、安心と安全を提供し、活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」ことを経営理念に掲げています。中期経営計画においても2030年に目指す社会像を「レジリエントでサステナブルな社会」とし、その実現に向け、SDGsを道しるべとして取り入れています。 あらゆる事業活動において環境や社会との相互影響を考慮し行動することを通じて、企業価値の向上を図るとともに、 持続可能で強くしなやかな社会づくりに貢献していきます。 三井住友海上あいおい生命は、今後もMS&ADインシュアランス グループの経営理念に則り、投融資、金融商品・サービスの提供等、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献してまいります。


原文はこちら
https://www.msa-life.co.jp/news/pdf/20210602_gender_bond.pdf

15:02 | 金融:保険
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.