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2020/07/07

【コグニティ】伊予銀行、会話解析AI「UpSighter」を導入 AIが会話の改善点をレポートし行員の顧客対応力を向上~金融サービスのニーズ多様化に合わせコミュニケーションスキルを強化。地域経済のさらなる発展に寄与

| by:ウェブ管理者
コグニティ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役: 河野 理愛 以下コグニティ)は、7月8日に、コグニティの提供する会話解析AIツール「UpSighter(アップ・サイター)」が、株式会社伊予銀行(本店:愛媛県松山市南堀端町1番地 取締役頭取:三好 賢治 以下伊予銀行)に導入されることを発表します。本導入により、伊予銀行は、行員のコミュニケーションスキル向上を図り、地域企業や個人顧客への価値提供につなげます。UpSighterが試験運用を経て地方銀行に本格導入されるのは、本件が中国・四国地方で初の事例となります。

■伊予銀行UpSighter導入の背景
地域経済の基盤を支える地方銀行は、地域に根ざした金融サービスの提供により企業や個人顧客にとって不可欠な存在です。しかし昨今の超低金利の長期化、コロナ禍の前より続く地域経済の停滞、個人のライフスタイルの多様化等に伴い、これまでにない顧客対応力の強化が必須となっています。
このような状況の中、伊予銀行では「Digital-Human-Digital Bank※」の取り組みを進め、人にしかできないコンサルティング業務などに集中することで、お客さまの豊かなライフスタイルの実現を目指しています。多様化するニーズを的確に把握し、今まで以上にお客さまの想いに寄り添ったコンサルティングを実施するため、行員一人ひとりのコミュニケーションスキルの向上に努めています。
そこで経験値に頼った指導や環境差による「指導の属人化」の課題を解消し、AIを活用した新しいスタイルの人材育成方法として、コグニティの会話解析AI「UpSighter(アップ・サイター)」が導入されました。

【若手の指導をAIがサポート、地域活性化につなげる】
UpSighterは、専用アプリで録音したトークデータをアップロードするだけで、AIがトーク内容を自動解析します。フィードバックレポートで業績上位者とのトーク内容の比較が明示され、数値で見える化することにより客観的な指導が可能になります。また指導を受ける行員も、課題と改善点が数値で把握できるため納得しやすく早期改善にもつながります。
コグニティは昨年末より行員の傾向解析に着手し、業績上位者のモデルトークづくりなど準備を進めてきました。そして7月8日より、若手行員約100名を対象にニーズ喚起シーンのロールプレイングに導入し、コミュニケーション力の向上を目指す予定です。

リテール部門の研修を担当するコンサルティング営業部の担当者は「今回の導入で①客観的・定量的なフィードバックによる指導水準の均一化、②遠隔地や自宅等でも利用できることから、支店の場所や環境に左右されない教育体制の整備、③具体的な改善点の指摘による行員のコミュニケーションスキル向上につなげ、資産運用等のご相談時におけるお客さまの満足度向上と価値提供につながるよう最新の技術を積極的に導入していきたい」とコメントしています。
コグニティでは、今後もコミュニケーション力の向上を通じて企業や地域活性化に貢献できるAIサービスの開発に、積極的に取り組んで参ります。


原文はこちら
https://cognitee.me/pr/?p=3426

15:12 | IT:一般
 

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