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2016/03/28

【グッドウェイ】サンフランシスコ/シリコンバレーのFinTech最前線10社を訪問、ベンチャー投資と未来の事業性評価を探る、「第1回 FinTech海外最前線 新金融サービス事業創造ツアー」開催!(海外視察)

| by:サイト管理者


 2016年3月21日(月)~26日(土)、グッドウェイは、米国西海岸サンフランシスコ/シリコンバレーにおいて、「第1回 FinTech海外最前線 新金融サービス事業創造ツアー : 急拡大するFinTechベンチャーへの投資、未来の事業性評価を探る」(ツアーパンフレット)を実施した。今回の視察ツアー代金は1名 78.5万円(税別)、訪問先企業のアレンジやアポイントメントはグッドウェイが担当、ホテルや航空券の手配および現地ツアーコンダクターはコラボレート研究所が務めた。

 現地では企業訪問にフォーカスし、Hilton San Francisco Union Square Hotelに1名1部屋でマイスペースを確保しつつ腰を据えて滞在。サンフランシスコ市街やパロアルト、サンノゼ、サンタクララなど点在するペイメントや仮想通貨などFinTechスタートアップ企業、デジタル・トランザクション・マネジメントやサイバーセキュリティの急成長企業、ベンチャーキャピタル、ビジネスデザイン、インキュベーター/コーポレートパートナーシップなど、西海岸のエコシステムを形成する各分野から10社を訪ねた







 現地の午前10時にサンフランシスコ国際空港に到着。早速、貸し切りの専用バスに乗り込みサンフランシスコ市街に向かう。1社目の企業訪問の前に、サンフランシスコのウォーターフロント北部にあるフィッシャーマンズ・ワーフピア39を散策。軽くランチを取りつつ海の幸を味わいアルカトラズ島もすぐそばに眺めることが出来る。




 1社目の訪問先、DocuSignでは、Hayato Koeda氏(VP, Representative Director & GM, Japan)より、Welcome & Introductionsとして申し込み、契約、決済、承認など全てのビジネスプロセスをデジタル化する「Digital Transaction Management(DTM)の概要と金融サービス分野をはじめとする当該分野におけるグローバルな成長性について解説。また、Andrew Geisse氏(Director, Product Marketing)よりVision & Overviewとして製品やプラットフォーム、金融機関での導入事例について紹介。Ron Hirson氏(VP Product Management)よりデモンストレーションが行われ、Shun Mori氏(Director, Product Management)が通訳と補足説明を務めた。



 その後、初日ということもあり、早めにホテル(Hilton San Francisco Union Square Hotel)へチェックイン。サンフランシスコのダウンタウン中心部に位置し、市内の主なショッピング街も至近距離にある便利なホテルで、ゆったりと上品な客室でリラックスして過ごす。





 2社目の訪問先、btraxでは、Brandon K.Hill氏(CEO & Founder)より、「デザインの力でビジネスを成功に導くデザイン会社」と題し、昨今のシリコンバレーからサンフランシスコ市街に拠点が分散・増加している変化について、ユニコーン企業の数や傾向に触れ、その理由についてコラボレーションやユーザー理解、特にビジネスモデルにおけるデザインの重要性が高まっている点について指摘した。その上で、米国で注目が集まり話題になっているFinTechサービスの事例を画面イメージと共に紹介、また、同社のイノベーションプログラムについて解説した。



 3社目の訪問先、Global Catalyst Partnersでは、Koji Osawa氏(Managing Director & Co-Founder)より、独自の投資戦略とモデル、シリコンバレーでのネットワーク・日本のコーポレートパートナー・投資先ポートフォリオについて紹介。続いて、4社目は、Global Catalyst Partnersの出資先企業でもある、Verientでは、Rajesh Shakkarwar氏(Founder, President and CEO)より、B2Bペイメント市場において小切手に代わり同社が提供するバーチャル・シングル・ユーズ・クレジットカードにより、安全で迅速かつ経済性を高めるサービスについて披露した。



 その後、「シリコンバレー発祥の地」としても有名なスタンフォード大学のキャンパスを散策。大学のランドマークであるフーバータワーやメモリアル・チャーチ、スタンフォード・ブックストアなどを巡り、青い空と緑に囲まれ全身リフレッシュ。シリコンバレーらしさと心地良さを満喫した。






 5社目の訪問先、Palo Alto Networksでは、Toshihiro Namiki氏(Regional Sales Manager)より、Welcome & Introductionsとして会社概要および米国や日本におけるサイバー脅威への取り組みや金融機関におけるサイバー攻撃と対策を巡る課題について解説。続いて、Jamie Fitz-Gerald氏(Sr.Product Manager)より同社の戦略的方向性とプラットフォームによるベネフィット、Bryan Lee氏(Threat Intelligence Analyst)よりサイバーセキュリティの脅威と同社が取り組むUnit42について解説、Lawrence Chin氏(Security Market Architect)およびFrank Mong氏(Head of Product, Solution and Industry Marrketing)より金融サービス業界におけるセキュリティと導入事例が紹介された。その後、社内に用意されたビュッフェ形式のランチョンでは、Rene Bonvanie氏(EVP, Chief Marketing Officer)も同席、意見を交わした。また、Pamel Evans氏(Director, Executive Briefing Program)、Hiroki Nakamura氏(System Engineer)が補足説明やサポートを務めた。



 6社目の訪問先、ビットコイン取引所Krakenを展開するPaywardでは、Jesse Powell氏(CEO and Co-founder)より、現状および今後のさまざまなタイプのデジタル通貨やアセットを増やしていくという方向性を紹介。同社ではビッドコインのほか、業界でも先駆けてイーサリアムを取り扱うなど出来高や売上も増えているという。続いて、米国における銀行のビットコインに対するスタンスや規制動向、ユースケースについて解説した。また、Ayako Miyaguchi氏(Managing Director in Japan)、Kevin Zhou氏(strategist/trader)より補足説明や質疑への応答が行われた。



 7社目の訪問先、Runwayでは、Katie Doherty氏(Manager, Partnerships & Business Development)より、サンフランシスコにおけるテクノロジーのイノベーションハブとして、インキュベーター、コーポレートパートナーシップ、イベント、アクセラレーターなど各プログラムについて解説。質疑応答後は、多くのスタートアップが入居する施設内を回り、各社のユニークなサービス概要について紹介した。(写真には、入居企業の1社、驚くべき3D描画を実現するLifeLiQeOndrej Homalo氏(Co-Founder & CEO)によるサービス紹介の様子を掲載)。西海岸らしい風通しの良い開放的な空間と自由な発想、ネットワーキングをフルに活用したスタートアップの現場を肌で感じた。





 8社目の訪問先、Fenox Venture Capitalでは、Anis Uzzaman氏(General Partner, President&CEO)より、シリコンバレーを拠点とするベンチャーキャピタルの現状と同社の実績を支える人材とグローバルチームの体制、膨大な投資先候補企業を記したマンスリーレポートの発行、投資や業務提携を通じたビジネスデベロップメント支援、投資家LPである企業からの人材派遣の受入れとイノベーションへの参画、世界中の投資家を交えて毎週行われているグローバルミーティングの開催などについて解説した。その上で、Yuka Toyoda氏(IR Managerより、注目している最新のスタートアップ企業について紹介ビデオを交えながら紹介、同社の強みである目利きのキーファクターとなるデューデリジェンス・プロセスについて披露した。



 9社目の訪問先、Shift Paymentsでは、Meg Nakamura氏(Co-Founder & CEO)より、同社が目指す多様な通貨や口座からのペイメントの紐付けハブを実現するためのShift API(Transfer money immediately by generating Visa cards.)の概要と仕組みについて解説。また、その一環として提供する同社発行のShiftカードでは、支払いに紐づける通貨や優先順位などの設定操作は全てアプリで行うことで、3,800万店舗あるVISAの加盟店で支払いができるようにした。2015年12月からは世界最大級のビットコインウォレットを提供するCoinbaseとも提携し、Shiftカードを通じたビットコインの支払い機会を増やす利便性向上に向けた取組みについて披露。今後の日本市場での展開、組手となる企業のスタンスや要件について私見を述べた。



 10社目の訪問先、Coinbaseでは、Sam Rosenblum氏(Head of Asia Pacific)より、ビットコインウォレットのカスタマー、ブローカレッジ/エクスチェンジで取引するトレーダー、デベロッパー向けAPIの提供など、各サービスの概要と成長拡大が続くビジネスボリュームについて紹介。業界をリードする投資家から1億ドルの資金調達の実施を背景に、これまでの北米とヨーロッパのみならず、2016年はアジアと南米への進出にも注力していくほか、AML/KYC、投資家保護など規制やコンプライアンスを重視した戦略とアプローチについて解説Shift Paymentsとのビットコインウォレットによる支払いサービス連携の他、主要な金融機関との様々なサービスインテグレーションの事例を披露した。



 全ての視察先の訪問を終え、最後のディナーは、 ユニオンスクエアの近くにあるアメリカ料理のレストランDaily Grillでプライベートダイニングを借り切りラップアップミーティングを実施。10社の訪問やスタンフォード大学をはじめとするシリコンバレーやサンフランシスコ市街で過ごした4日間を振り返り、参加者一人一人がそれぞれ印象に残ったテーマや感想を述べ共有した。

Special thanks

 まさに百聞は一見に如かず。今回のツアーでは、FinTechをテーマに、世界を牽引する多様な新産業やイノベーションが巻き起こるシリコンバレーとサンフランシスコの真髄に少しでも触れることが出来ました。ツアーの実施にあたりご参加を頂いた皆さま、視察の受入れを頂いた皆さまのお力添えにより、4日間10社訪問の全工程を無事に終え、帰国することが出来たことに、心から感謝いたします。ありがとうございました。

2016年3月28日 株式会社グッドウェイ 代表取締役社長 藤野 宙志



(※)引き続き、ロンドン、イスラエル、ルクセンブルク、エストニアなど、第2回以降の海外視察ツアーの企画も進めてまいります。  
ご関心のある方は、ぜひお気軽にお問合せください






(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




07:07 | 取材:金融・IT業界向け

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