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2018/05/23

【TISインテック】TIS、AI関連ベンチャー企業へ出資する「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」を新設~ 出資に加えAIに特化した支援体制による多面的な連携を実施 ~

| by:ウェブ管理者
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、AI(人工知能)関連のベンチャー企業への出資を行う「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」(以下 AI-CVC)を新設したことを発表します。
 「AI-CVC」は、TISの既存の「コーポレートベンチャーキャピタル」より出資枠の上限を拡大し、AI分野に特化したベンチャーキャピタルです。
 出資対象は、アーリーからミドルステージの急成長期にあるAI関連のベンチャー企業を想定し、「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル投資委員会」が発掘から最終決定までの出資判断を、最短1ヶ月程度で行います。

 「AI-CVC」の特長は、AI関連サービスの展開やAIビジネスに興味を持つ顧客基盤や多様なパートナーとのパイプを持つTISの中で、AI専門の技術集団であるAIサービス事業部が多面的な支援を行い、ベンチャー企業と連携しながらマーケットにアプローチが出来る点です。
 出資先の企業への資金提供に加えて、TISのエンジニアなどの“ヒト”や、ワークスペースやIT資産などの“モノ”の提供も行います。“ヒト”の支援では、ベンチャー企業が求める人材をTIS社内で募集し、当該ベンチャー企業へ出向する支援も行います。
 また、出資後も新規ビジネス立ち上げの迅速化を図るため、PDCA管理、顧客ネットワークの活用やTIS社内事業部門との連携支援など、単なる出資に留まらない手厚いサポートを行います。

 TISでは、「AI-CVC」を活用しAI関連ベンチャー企業への出資を積極的かつスピーディに行い、新たな事業シナジー効果を実現する戦略的な出資活動を実施していきます。

■「AI-CVC」新設の背景
 TISでは、ベンチャー企業との事業シナジーによる事業拡大、「オープンインベーション」によるコラボレーションビジネスの強化を目的に、ベンチャー企業への出資を行う「コーポレートベンチャーキャピタル」を設立しました。これにより様々な出資を実施していく中で、技術進歩がめざましく各企業から注目度の高いAI分野においては、特にスピーディな判断とベンチャー企業との密接な連携が重要であると判断し、「AI-CVC」を新設しました。
 「AI-CVC」新設に先行してベンチャー企業Fairy Devices株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:藤野真人、以下 フェアリーデバイセズ)への出資を実施し、同社と連携して大手顧客向けPOCや実際のサービス提供も開始しています。

 TISは、出資先企業のイノベーションと、TISや顧客のビジネスをマッチングすることでイノベーションの収益化を実現し、それを再投資することで、ベンチャービジネス、TIS、お客様による「イノベーションのエコシステム」の構築を目指します。

■フェアリーデバイセズへの出資
 TISは、「AI-CVC」に先立ち、音声コミュニケーションベンチャー企業であるフェアリーデバイセズへ出資を行いました。
 出資以前より、TISではフェアリーデバイセズのスマートスピーカー「Fairy I/O Tumbler」に自社サービスを組み合わせた音声ソリューション「AISonar」を展開しています。TISでは、両社の関係を一層強固にし、「AISonar」のみならずフェアリーデバイセズの保有する音声認識技術・意図解釈技術と連携したソリューションの今後の展開の為に、出資を行いました。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000416.000011650.html

15:06 | IT:一般
 

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