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2016/04/16

【三菱東京UFJ銀行】銀行APIを利用したハッカソン、より身近で便利なIT×金融のサービスづくり、Bring Your Own Bank ! 「Fintech Challenge 2016」開催!

| by:サイト管理者


 2016年3月12日(土)~3月13日(日)、三菱東京UFJ銀行は、渋谷にあるイベント&コミュニティスペース「dots.」において、銀行APIを利用した本邦初のハッカソン、Bring Your Own Bank ! 「Fintech Challenge 2016を開催した。

 三菱東京UFJ銀行では、フィンテック分野で広がる金融サービスの新たな価値創造手段である「銀行APIエコノミー(Application Programming Interface)」を利用したハッカソンを通じて「より身近で便利なIT×金融のサービスづくり」をテーマに様々な活用アイデアを探っていくという。2日目となる2016年3月13日(日)は、各チーム(全12チーム)によるプレゼンテーション、審査・表彰、講評、懇親会が行われた。

 なお、審査員は、池田 将氏(The Bridge 共同創業者 兼 ブロガー)、西村 賢氏(TechCrunch Japan 編集長)、藤川 真一氏(BASE CTO)、増井 雄一郎氏(トレタ CTO)が務めた。








 小口現金のキャッシュレス化、ワリカンのキャッシュレス化、ワンタイム小切手の発行・撮影による振込、店舗でレジ会計不要の購入、貯金を行う動機づけ、チラシからスマホで購入、ご祝儀の受渡などウェディング管理、Uber連携での現金タクシー配達、キャラクター育成を通じた預金、預金口座の端数金額を自動的に寄付、支店検索における混雑状況や周辺情報の提供、ソーシャル活動を元にした与信、など、さまざまなアイデアが披露された。



 パートナー賞一覧は上記の通り。今回のFintech Challenge 2016では、開催協力は、TIS、サムライインキュベート、Apigee Corporation(本社・米国)、インフラパートナーは、さくらインターネット、セールスフォース・ドットコム、APIパートナーは、Uber Japan、NTTドコモ、ぐるなび、リクルートホールディングス、KDDI ウェブコミュニケーションズ、Sansan、日本アイ・ビー・エム、BASE、三菱総研DCS、が務めた。




 最優秀賞(事業報奨金100万円)は「Petty Pay(チーム:Petty Pay)」、優秀賞(事業報奨金各10万円)は、「CHECK(チーム:フタクセ)」と「Chocobo(チーム:橋本製作所)」が受賞。また、フィードバック賞は、「Our Wedding(チーム:ウィルウェイ)」が受賞した。

 審査員の講評に続き、最後に、三菱UFJフィナンシャル・グループ 執行役専務 グループCIO 村林 聡 氏より挨拶。参加者や関係者への御礼の言葉と共に、ハッカソンを振り返り印象に残ったチームなど所感を述べ、これからも皆さまに愛されるサービスを作っていきたいと語った。




 二日間にわたるハッカソンを終え、全員で集合写真を撮影。また、各受賞チームもそれぞれ思い思いのポーズで記念撮影、笑顔が溢れた。



 懇親会の挨拶は、三菱東京UFJ銀行 デジタルイノベーション推進部 次長 企画グループ 井口 寧氏より、今回、銀行員では考えられないような数多くのアイデアに驚いたと共に、ハッカソンを通じて、サービスを良くする、銀行サービスを変える、だけでなく、それ以外のものごとや世の中が変わる、と感じた、と所感が述べられた。そして、これからも実現に向けて精一杯取り組んでいきたいと抱負を語り、締め括った。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @
株式会社グッドウェイ )












05:11 | 取材:金融・IT業界向け

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