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2017/01/05

【日本取引所グループ(東京証券取引所)】麻生財務大臣を来賓に招き、新春恒例の大発会を開催!日経平均株価が400円を超える値上がりで2017年の取引がスタート。

| by:ウェブ管理者


 2017年1月4日(水)、日本取引所グループ(JPX) の(東京証券取引所)は新春恒例の大発会を東証Arrows オープンプラットフォームで開催した。

 今年の式典では副総理兼財務・金融担当大臣 麻生 太郎氏が来賓として挨拶を行ったほか、日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO 清田 瞭氏が挨拶で新年の抱負を語り、最後に市場関係者や一般参列者、艶やかな晴れ着姿の女性らによる手締めで今年1年の取引の活況や景気回復を祈願した。




 午前7時30分から、会見室で報道陣向け説明会&撮影場所抽選会が行われた後、式典が行われる東証Arrows オープンプラットフォームへ移動する。ここは普段は上場記念式典やセミナーなどが行われている。



 式典の開始時間が迫ると、一般来場者、証券市場関係者、晴れ着の女性の順に会場に入場し、大発会の開始を待つ。




【式典開始前】「日本取引所グループの1年の歩み」に加え、大阪取引所の大発会の様子もライブ映像で紹介


 式典開始前に会場後方の大型液晶モニターに、日本取引所グループの1年の歩みが映し出され、各月ごとのトピックスが映像で紹介される。これに加えて今年は東京証券取引所に先駆けて行われた大阪取引所の大発会の様子も配信され、「打~ちまひょ」の掛け声で始まる大株締め(だいかぶじめ)のシーンも映像で紹介された。




【挨拶】日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO 清田 瞭氏「今年は、約1年に亘る調整局面を終えて、アベノミクスが再スタートする重要な年であり、大いに期待している。」

 冒頭の挨拶に立った清田氏は、挨拶で予想外、想定外、番狂わせ、など、相場を揺るがす出来事の多かった昨年の株式市況を振り返ったあと、「コーポレートガバナンス・コード」において「複数の独立社外取締役」を選任している東証一部上場企業の割合が8割を超えたことについて触れ、「上場企業の経営者の方々に真剣に取り組んでもらった1年だったと感じている」と語った。

 また、日本取引所グループの取組みについても、「3月に第二次中期経営計画を策定し、7月にはデリバティブ取引の基幹システムである大阪取引所のJ-GATEを刷新して、信頼性と処理能力の向上を図った。新指数「JPX日経中小型株指数」も開発し、またFinTechについては、昨年実施した実証実験の2倍以上の参加者を募って実験することを計画している。」と、将来に向けての取り組みにも注力していることをアピールした。最後に、「今年は、約1年に亘る調整局面を終えて、アベノミクスが再スタートする重要な年であり、大いに期待している。」と景気に対する期待感を表明して挨拶を終えた。



【挨拶】副総理兼財務・金融担当大臣 麻生 太郎氏「金融行政の取組については、第一にコーポレートガバナンス改革のさらなる推進、第二に国民の安定的な資産形成の促進、第三は情報技術、環境変化への対応が柱」

 来賓挨拶に立った麻生氏は、冒頭で安倍内閣4年間の実績について触れ、「長引くデフレ不況からの脱却を目指して、経済の再生を最優先にしてきた。有効求人倍率1.41倍、完全失業率は3.1%と21年ぶりの低水準となり、賃金引上げ率は3年連続で今世紀最高水準を達成するなど着実に改善している。また、年末に総額97兆5,400億円になる平成29年度の予算を閣議決定し、特に保育士、介護士等々の待遇改善、また、給付型奨学金の創設など、一億総活躍の実現に向けた取組みを推進している」と挨拶で述べた。

 また、金融行政の取組については、第一にコーポレートガバナンス改革のさらなる推進、第二に国民の安定的な資産形成の促進、第三は情報技術、環境変化への対応を柱とすると語り、特に資産形成の促進については、少額から、長期、積立、分散投資などによる資産形成を広く普及していくために、平成29年度の税制改正では積立NISAの創設が盛り込まれまれたとし、また情報技術、環境変化への対応については、FinTechの推進をふまえて多様な投資家が安心して進出できる厚みのある市場の実現とイノベーションによる健全な発展を目指すと語って挨拶を締め括った。




 挨拶の後、麻生氏と晴れ着の女性により、取引の活況と市場繁栄、景気回復への願いを込めて打鐘が行われる。




 打鐘後、東京証券取引所 取締役専務執行役員  土本 清幸氏の発声による手締めが行われ、無事大発会は終了した。



 大発会が行われた4日の株式市場は4営業日ぶりに大幅反発し、終値は前営業日比479.79円高い19,594.16円で、大発会としては4年ぶりの上昇となった。円相場も1ドル/118円前後と前年末に比べ80銭程度安い水準で推移するなど、株高・円安で迎えた大発会。今後は1月20日に就任するトランプ大統領の動向や政策に市場の関心が集まりそうだ。


 また、清田氏が挨拶で「今後FinTechへの取組が加速することにより、金融市場が大きく姿を変える可能性がある」と述べたように、金融業界は今後新しい技術革新の波によって大きく変貌を遂げようとしていることから、景気回復による相場の上昇とともに、2017年の金融業界が金融&ITのさらなる融合によって輝きを増す1年になることを願いたい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ





11:28 | 取材:投資家向け

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