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2018/03/07

【野村総研】投資ファンドに関するデータサービスを拡充し、「Look-through Highway」として4月1日から提供~配信項目を標準化、帳票出力機能・データベース機能を追加~

| by:ウェブ管理者
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、金融機関・資産運用会社向けの投資ファンドルックスルーデータサービス※1を、このほど拡充しました。「Look-through Highway」(ルックスルーハイウェイ、以下「本サービス」)のサービス名で、2018年4月1日から、金融機関10社、資産運用会社13社に提供します。

金融機関が広範に利用できるよう、配信項目の標準化や、帳票出力機能・データベース機能の追加を行いました。

■投資ファンドに関する情報の取得や開示の事務負荷を軽減

長引く低金利などの影響で、新たな収益源を求める金融機関はファンドへの投資を増やし続けていますが、ファンドの購入数・額の増大とともに、リスク管理の高度化が求められるようになってきました。金融庁も、銀行を対象とするバーゼル規制※2に対応した法整備を進めています。一例として、2017年6月30日には、「金利リスクのモニタリング手法等の見直しに係る第3の柱に関する告示および監督指針の一部改正(案)」を公表しました。

これらの動きを背景に、金融機関は、ファンドの内容に関するさまざまなデータやレポートを資産運用会社に求めるようになってきました。しかし、その様式や授受の手続きが標準化されていないため、資産運用会社と金融機関の双方に大きな事務負荷がかかっています。

NRIでは、こうした負荷の軽減を図るため、本サービスを開発しました。主な特徴は、以下のとおりです(詳細は、http://fis.nri.co.jp/ja-JP/service/list/P-T/T_STAR_GX_look-through-highway.htmlをご覧ください)。

(1)金融機関の形態・規模に応じた2種類のサービスを提供

「Look-through Highway パック」は、内部格付手法採用行※3など、比較的大規模な金融機関を対象としています。フロント部門用を含む各種帳票を取得したり、ファンド内容データを時系列にデータベースとして管理したりすることが可能となります。
もう一つの「Look-through Highway BASIC」は、比較的小規模な金融機関を対象としており、いくつかの制度対応帳票が取得できます。


原文はこちら
http://www.nri.com/jp/news/2018/180307_1.aspx

16:07 | IT:一般
 

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