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2017/03/24

【富士通】AI活用やデザイン思考などを取り入れた、デジタルビジネスを加速する人材育成サービスを提供~各分野における第一人者の講演やシリコンバレーでのワークショップ研修を用意~

| by:ウェブ管理者
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下、富士通)、および、株式会社富士通ラーニングメディア(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:青山昌裕、以下、富士通ラーニングメディア)は、企業におけるデジタルビジネスを推進する人材の育成を支援する研修サービス「FUJITSU Digital Business College(フジツウ デジタル ビジネス カレッジ)」(以下、本サービス)の第一期申し込みを2017年3月23日より開始し、7月12日より研修サービスを提供します。

本サービスでは、社内システムの構築・運用を中心に行う、お客様の情報システム部門の部門長、ならびにチームリーダークラスである実務者へ向け、4か月から半年に渡る長期の研修を提供します。情報システム部門の部門長向けには、米国シリコンバレーでの海外ワークショップ研修を含めたデジタルビジネスをリードするための知識・経験を得られる研修コース、実務者向けには、デジタル化を加速させるデザイン思考(注1)や最新AI技術・データ活用、セキュリティ対策を学習できる3つの研修コースの計4コースを提供し、お客様企業のデジタル化を実現する人材を育成します。

富士通と富士通ラーニングメディアは、本サービスのコースラインナップや内容を拡充させ、今後さらに育成人数の拡大を目指すとともに、デジタルビジネスを推進できる人材の育成を通じて、お客様社内の業務改革や新たな価値創造に貢献していきます。

■背景

近年、AIやビッグデータ、IoTをはじめとするデジタル技術の進展により、最先端技術を組み合わせ新たな価値を創出できる人材が求められています。

企業の情報システム部門は、社内システムの開発や運用に加え、全社のデジタル化を推進する役割が求められており、AI活用やビッグデータ分析、サイバー攻撃対策などの様々な技術に関する知識やノウハウ、イノベーションを推進できる思考法を身につけておく必要があります。

このような課題に対応するために、富士通は、各業界における第一人者の知見と、富士通のデジタル技術の開発や活用実績のなかで得られた知見・ノウハウ、さらに富士通ラーニングメディアの豊富な人材育成経験を結集させ、デジタルビジネスを推進する人材育成を狙いとした「FUJITSU Digital Business College」を2017年7月より新規に提供します。

■「FUJITSU Digital Business College」の概要

1.対象者
企業の情報システム部門の部門長(本部長・部長クラス)、実務者(リーダークラス)

2.本サービスの特長
(1)情報システム部門の部門長と実務者向けの4種類のコースを提供
デジタルビジネスを推進するにあたっては、デジタルビジネスの価値や本質を理解し、社内で立案された企画の承認や経営リソースの配分などを行う部門長と、デジタルビジネスを企画・推進できる実務者の双方の育成が求められます。本サービスでは、部門長には、米国シリコンバレーでの海外ワークショップ研修を含め、デジタルビジネスに必要とされる広い視野や見識の獲得と、トレンドを学ぶ研修コースを提供します。実務者には、最先端のデジタル技術の知識や活用スキル、思考法の習得を目指す、デジタル革新を推進させるデザイン思考コース、AI・Analyticsコース、セキュリティコースの3つの研修を提供します。

(2)様々な分野の第一人者によるコース監修
人間の営みである知を土台にした経営論「知識創造経営」の第一人者である、多摩大学大学院経営情報学研究科教授の紺野登氏を始め様々な分野の第一人者を各コースの監修者として迎えるほか、有識者およびデジタルビジネスの最前線に立つ富士通社員による講演やワークショップを行うなど、デジタルビジネスの推進に必要な知識・ノウハウを包括的に提供します。

(3)富士通の持つ共創スペースや最先端技術の活用環境の提供
本研修は、共創を生み出すオープンスペースである富士通の「FUJITSU Digital Transformation Center(フジツウ デジタル トランスフォーメーション センター)」や、3Dプリンタなどの本格的な工作機器の活用や会員同士の交流を通じて新たなイノベーションを生み出す「TechShop Tokyo(テックショップ トウキョウ)」などを活用し、受講者のアイデア創出を支援します。

また、デジタルビジネスを実践するための学習環境として、富士通のデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(メタアーク)」で展開しているAI、Analyticsをはじめとした最先端テクノロジーや、富士通の所有するビッグデータなどを活用可能な環境を提供します。

(4)企業の枠を越えたコミュニティの構築
デジタルビジネス創出の鍵であるオープンイノベーションには、国内外の様々な企業との連携が必要です。本サービスでは、各研修コースを受講し終えた後も、受講者同士や各コースを担当する教授・有識者との継続的なリレーションを実現するコミュニティを構築します。

3.各コース概要
(1)部門長向けコース
本コースは、デジタルビジネスの本質を理解し、社内のデジタル革新を主導できる情報システム部門長を育成する4か月の研修コースです。有識者の講演を通じてデジタルビジネスを様々な角度から捉えるとともに、イノベーションの中心である米国シリコンバレーでお客様をはじめ先進的なスタートアップやベンチャーキャピタル、大学・研究機関と新しいビジネス創出・拡大を目指す「Open Innovation Gateway - Powered by FUJITSU」において、世界的なイノベーターや実務家とのワークショップなどを実施します。本コースを通じてスピード感を持ったイノベーション創出に向けた知識・知見を獲得し、デジタル革新をリードする人材を育成します。

(2)デザイン思考コース
最先端のイノベーションを導き出すデザイン思考について学習・実践するコースです。富士通の共創ワークショップ空間「FUJITSU Digital Transformation Center」などを活用し、デザイン思考の基本から実践、応用までを、有識者や他の受講者同士での議論・ワークショップを通じて、自社・自組織内の業務改革推進や新規ビジネスの創出など、新たな価値創造ができる人材を育成します。

(3)AI・Analyticsコース
従来からの統計を活用したデータ解析手法に加え、AIなどの最新のデータ分析アプローチを学習・実践するコースです。データをもとにした業務改革や新規ビジネス創出を行い、企業や社会をダイナミックに変革できるリーダーを育成します。

(4)セキュリティコース
組織のセキュリティインシデントを全体統括する役割であるCSIRT(注2)のコマンダーを目指すリーダークラスの実務者を対象に、サイバー攻撃とそのインシデント対応について最先端の訓練環境で実践的に学習するコースです。インシデント対応に必要な前提知識の学習や実践的な演習、発生するインシデントに対するマネジメントを体感することで、自社内のインシデントに対応できるコマンダーを育成します。なお本コースには、実践的な研修が可能な富士通のサイバーレンジ(注3)での実習も含まれます。


原文はこちら
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/03/23-1.html

18:02 | IT:一般
 

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